カスタムプロファイルの作成

多くのデバイスに対応するMediaEspresso 6であるが、未対応なデバイスも存在することもあるだろう。そんなときは、カスタムプロファイルを作成する。図10のメニューから[カスタムプロファイルを使って変換する]を選ぶ。この時点では、1つもプロファイルは登録されていないので、[新規]をクリックする。カスタムプロファイルの設定ダイアログが表示されるので、設定を登録する(図17)。

図17 カスタムプロファイルの登録

デバイスによって、これらの設定値は適切に設定する必要がある。[次へ]をクリックすると、音楽、画像データのプロファイルの設定となる(図18)。

図18 音楽、画像データの変換プロファイルの設定

以上で、オリジナルのプロファイルが登録される。このプロファイルで変換するには、図10の右クリックメニュー、もしくはメニューバーの[変換]を選択する(図19)。

図19 カスタムプロファイルで変換

先ほど作成したプロファイルを選択すればよい。なお、プロファイルは複数設定できる。駆け足で、MediaEspresso 6の機能紹介をしてきた。とにかく、簡単な操作で効果が歴然なところが印象に残る。多くのデバイスに対応するので、設定値などを指定する必要もない。初心者にもお奨めできるものだ。日本では普通の携帯電話にも同様の機能を持つものが多い。今後は、これらへの対応を期待したいところだ。