――2ndシングルは両A面ということですが、もう一曲の「VIVIVID PARTY!」は、ゆいかおりのイメージにピッタリの曲ですよね
小倉「そうですね。『VIVIVID PARTY!』のような元気に踊って、歌っているといった曲のほうが私たちもテンションを高く保てるので、楽しかったです」
――歌自体も歌いやすかったですか?
小倉「やっぱり、こういったキラキラして、ノリノリの曲のほうがテンションも上がりますね。もうテンションが上がりすぎて、歌うのを忘れてしまうぐらいです(笑)」
石原「忘れないで~」
――歌うのを忘れちゃうんですか?
石原「そうなんですよ。以前、『Our Steady Boy』をライブでやったときも、唯ちゃんはテンションが上がりすぎて、ずっと笑っていたんです」
――ステージでですか?
石原「マイクを口から離して、ずっと笑っていて、気がついたら私しか歌っていないんですよ」
小倉「踊っているうちに楽しくなりすぎて、ものすごい笑顔になっちゃったんですよ。それで、夏織ちゃんと向かい合うところがあったんですけど、本当ならすでにマイクを持っていないといけなかったのに、楽しすぎてそれを忘れちゃって……」
石原「もう、エーって感じですよね(笑)。しかも、すっごい笑顔なんですよ。あまりにも笑顔過ぎて、逆に私が間違っているのかと思っちゃいました」
小倉「楽しすぎて、ダンスに夢中になっちゃうんです」
――テンションが上がりやすいのはやはりダンスですか?
小倉「そうですね。あと、お客さんが盛り上がってくれると、それに応えなきゃって思って、勝手にテンションが上がっていきます」
――「VIVIVID PARTY!」はライブで盛り上がりそうな曲ですよね
石原「早くライブで披露したいですね。本当に今から楽しみにしています」
――逆に「ふたり」は聞かせる感じで
小倉「そうですね。じっくりと聴き入ってほしいです」
石原「みんな座って聴いてくれるかな?」
小倉「でもみんなが座っちゃうと、私はちょっとダメかも……」
石原「今までにバラードってほとんど歌ったことがなかったので、聴いてくださる方がどんな反応をしてくれるのかがわからないんですよ。そういう意味でも、楽しみな曲ですね」
――「VIVIVID PARTY!」は曲調だけでなく、衣装もかなりハデな感じですが、最初にこの衣装を見たときの印象はいかがでしたか?
小倉「これもビックリでした。曲を先に聴いていたので、ある程度はイメージしていたのですが、まさかこんなにもキラキラの衣装になるとは思っていなかったですね。普段のライブでは、けっこう可愛い系のフリフリの衣装を着ることが多くて、なかなかこういった衣装を着る機会がないので、すごくうれしかったです。何か新しい自分になって、ちょっと鼻が高くなった感じです」
――鼻が高くなったというのは大人になったということですか?
小倉「そうです! そういう表現です(笑)」
石原「外国人になったわけではないんだね(笑)。私は逆にカッコいい系の衣装を着させていただくことが多いので、ついに私の時代が来たかと思いました!」
小倉「夏織ちゃんのターン(笑)」
石原「いつも『子ども、子ども』って言われるので、この衣装を着て、ここぞとばかりに大人っぽく気取ってみたりしました」
小倉「ジャケット写真の撮影のときも、『ねえ、大人っぽい? 大人っぽい?』ってずっと聞いてくるんですよ」
石原「衣装さんに『夏織ちゃん、色っぽいよ』って言っていただいたので、そこからもう自信がわいちゃって(笑)」
小倉「一日に30回ぐらい聞かれました」
――30回ぐらい聞かれて、どういった反応をするんですか?
小倉「(冷静な口調で)『うん、いいと思うよ』って言っておきました(笑)」
石原「最初は、『うん、すごくいいよ!』て言ってくれたんですけど、だんだん反応が薄くなってきましたね……。でも、唯ちゃんも髪を巻いて、下ろしていたので、なにか子持ちの母親みたいでした(笑)」
小倉「ベビーカーはどうしたのって聞かれました(笑)」
――ちょっとマダムっぽい?
石原「高級住宅街で、サングラスをかけて、ベビーカーを押しているのが似合う感じでした」
小倉「写真では、私もちょっと大人を意識して、腰をクネってしています(笑)」