静岡市葵区の東静岡広場にて7月23日(金)、「RG1/1ガンダムプロジェクト 前夜祭~ガンプラ30周年の夕べ~」が行われた。これは7月25日(日)より行われる「模型の世界首都 静岡ホビーフェア」の開幕と、その目玉となる全高約18メートルのRG1/1ガンダム立像の完成を記念したイベント。会場には静岡市、バンダイ、サンライズなど各方面の関係者が来場し、盛大なセレモニーで完成を祝した。

一般公開を翌日に控えた会場では、前夜祭が開催された。完全に仕上がった1/1ガンダムが、ガンダムゾーンの中心にそびえ立つ

本記事では前夜祭の模様に加えて、すでに一般公開が開始されている会場各所の模様をお伝えしていく。

今回お伝えした、RG1/1ガンダム立像は、JR東静岡駅北口にて行われるイベント「模型の世界首都 静岡ホビーフェア」内の「RG 1/1ガンダムゾーン」に展示。展示期間は7月24日(土)から2011年1月10日(月・祝)までとなっているが、「静岡ホビーフェア」開催中の3月27日までは、引き続きガンダム立像を見ることができる。

開場時間は7月24日から8月31日までは10時~20時、9月1日から2011年1月10日までは10時~18時となっている。入場無料(静岡ホビーミュージアムのみ有料)。

会場入口付近。開幕直前とあって大勢のスタッフが忙しく立ちまわっている。右奥の建物がJR東静岡駅

静岡のホビーメーカーが一堂に展示を行う「静岡ホビーミュージアム」。ほとんどの場所は入場無料だが、こちらのミュージアムは有料(大人600円、小学生200円)

会期中に多彩なイベントが行われるPRステージ。かなり広く場所が取られているので、混雑時でも問題なさそうだ

前年お台場に1/1ガンダムが立った縁もあって会場内には「お台場ラーメンPARK in 静岡ホビーフェア」のコーナーも。こちらのコーナーの第1期の会期は9月20日まで

ガンダムゾーンに入場。取材としては、東静岡のガンダムとの対面はじつに3回目。なんど見てもデカい&カッコいい!

今回の会場には高いビルなど周囲に比較物が多いので、約18メートルのガンダムの巨大感がより映えるようになっている

夕陽を浴びるガンダム。両手両足は対照のポーズではないので、どの角度からもそれぞれ違ったかっこよさを堪能できる

今回はガンダムの真下の台座部分も入ることができた。会期中も「タッチ&ウォーク」として近くまで寄ったり触ったりすることができる

軽自動車ほどもある右足。奥には新装備となるビームサーベルとその台座も見える

ガンダムの股下から真上を見上げたところ。その巨大さは21世紀の大仏といった趣

会場の壁には1980年からスタートした、歴代ガンプラをパネルで展示。左端の初代バージョンは、いかにもおもちゃといった雰囲気だが……

30年を経てガンプラはここまで進化。7月24日からは最新バージョン「RG RX-78-2 ガンダム」(右端)が全国発売されている

ガンダムゾーン内にあるオフィシャルショップ。1/1ガンダムに関する記念グッズがひととおり揃うようになっている

開幕を控えて、ショップ内にはご覧のようなプラモデルの山が形成。これでも東静岡限定モデルの山は早々になくなりそうな予感……

会場限定の「HG 1/144 RX-78-2GUNDAM Ver.G30th RG1/1 GUNDAM PROJECT」(1,800円)。専用の台座など東静岡のガンダムを再現した仕様

こちらも会場限定の「SD RX-78-2GUNDAM Ver.G30th RG1/1 GUNDAM PROJECT」(1,000円)。SDガンダム世代にはこちらもオススメ

ソフトバンクの特設ブースでは、現在予約受付中のガンプラケータイ(9月中旬発売予定)を展示

ガンダムゾーン内には4店舗の飲食ブースが出店。秋葉原にもあるガンダムカフェも「GUNDAM Café Ver.Shizuoka」となって新出店

ガンダムカフェのスタッフも連邦軍の女性用の制服姿でお出迎え

ガンダムカフェのおみやげから「チーズパイ」(左・800円)と、東静岡限定の「Ver.静岡限定抹茶パイ」(右・800円)

「RG1/1ガンダムプロジェクト」の特別メニューは「シャア専用レッドホットカレー」(700円)。本当に辛いので新米兵士は要注意。辛さが加速する赤い彗星ソースも用意

今回の取材は夕方から行われたので、夕焼けで赤く染まったり、ライトアップされたりと、様々な表情のガンダムを見ることができた

次ページでは、いよいよ23日に行われた前夜祭の模様をお伝えする。