富士急行は、富士北麓で展開するアミューズメントパーク「富士急ハイランド」にて、人気アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の世界観が楽しめるパビリオン「EVANGELION:WORLD-実物大初号機建造計画-」を、2010年7月23日(金)よりオープンする。
このパビリオンでは、世界初登場となる「汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機」の実物大立体胸像が建造され、主人公・碇シンジが初めて"エヴァ"と出会った第7ケイジ(格納庫)が再現されることで、大きな話題となっているが、オープンを直前に控える今回は、「実物大エヴァンゲリオン初号機」の製作風景を少しだけ紹介してみよう。
まずは原型製作→塗装→仮組みの様子を紹介
「実物大エヴァ初号機」のベースとなる素材はスチロール素材。イメージ模型から計算して作られた「実物大エヴァ初号機」の設計図を元に、各パーツが切り出されていく。
イメージ模型からいきなり「実物大エヴァ初号機」へというわけではなく、もちろん模型サイズでのシミュレーションも行われている。
イメージ模型を元にした設計図が、実寸でベニヤ板に書き写され、そこから実際にスチロール素材が切り出されていく。
取材当日、残念ながらスチロール素材の切り出し作業は行われていなかったが、工場内には所狭しと切り出されたスチロール素材が置かれていた。
ここでは、エヴァ初号機の顔部分を中心とした原型が製作されており、切り出されたスチロール素材をパーツ単位で組み上げ、パテ塗りなどの作業が行われる。