原型となる各パーツに、下地となるパテ塗りなどが行われると、次は塗装作業となる。

塗装されたエヴァ初号機のパーツ。なお、塗装作業は原型製作とは別の工場で行われる

こちらの工場では塗装だけではなく、原型製作も行われていた

これはエヴァ初号機の角部分。すべてのパーツがとにかくデカい

塗装まで行われた各パーツは、さらに別の場所に集められ、仮組みが行われる。設計図どおりに作っていても、実際に仮組みを行ってみると、いろいろな不具合などが見えてくるとのことで、さらなる調整が加えられていく。

仮組み中のエヴァ初号機。さらに迫力アップ

こちらはエヴァ初号機の内部。ここに入れるのは仮組み中のみで、残念ながら実際のパピリオンで見ることはできない

仮組みまで行われた「実物大エヴァ初号機」だが、もちろんこれで完成ではない。ここから富士山麓の「富士急ハイランド」に移送されるため、もう一度パーツ単位に分解され、現場にてあらためて組み上げられることになる。

(次ページでは富士急ハイランドでの製作現場を紹介)