機種変更(買い増し)のユーザーの場合
iPhone 3GやiPhone 3GSから機種変更するユーザーの場合、前機種の契約残り年月や「iPhone for everybodyキャンペーン」をはじめとするキャンペーン等の適用期間が価格に影響してくる。ちなみに、iPhone 4は3GSとはSIM規格が違い、マイクロSIMを採用している。iPadもマイクロSIMだが、iPhone 4に使いまわすことはできない。
16GB | 32GB | |||||
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分割支払金 | 月月割 | 支払い総額 | 分割支払金 | 月月割 | 支払い総額 | |
6カ月以上 1年未満 |
1920円/月 | -920円 | 24000円 | 2400円/月 | -920円 | 35520円 |
1年以上 1年6カ月未満 |
-1220円 | 16800円 | -1220円 | 28320円 | ||
1年6カ月以上 2年未満 |
-1720円 | 4800円 | -1720円 | 16320円 | ||
2年以上もしくは スーパーボーナス加入者 |
-1920円 | 0円 | -1920円 | 11520円 |
上記の表は、ソフトバンクで配られている資料をもとにしたもの。端末の代金は変わらず16GBは1,920円×24回=46,080円、32GBは2,400円×24回=57,600円だが、月月割の割引額が違うため実質の支払い総額に違いが出ている。前機種の割賦金を支払い終えていないユーザーには、これに残債が加算される。
なお、前機種の残債には月月割が適用できないので注意が必要だ。例えば、月の支払い金額が実質2,000円で、月月割額が1,500円、支払い回数があと6回残っている場合、残債は2,000円×6=12,000円ではなく、(2,000円+1,500円)×6=21,000円という計算になる。
今年の1月末まで延長されたiPhone for Everybodyキャンペーンで、iPhone 3GSの契約をしたユーザーも多いだろう。同キャンペーンで2年契約中のユーザーは、標準プライスプランで料金プランの継続が可能だ。バリュープログラム(i)を利用したい場合は、パケットし放題フラットと2年しばりのホワイトプランを新たに契約する必要がある。この場合、iPhone for everybodyキャンペーンのしばりは解消され、違約金は発生しない。
また、これまでは規約で1回線につき2機種までしか割賦契約ができなかった。例えば現在、iPhone 3Gの残債を割賦で支払いながらiPhone 3GSを割賦払いしているユーザーは、3機種目となるiPhone 4は新規契約か一括払いでしか購入する方法がなかった。だが今回、iPhone 3GSかiPhone 4に機種変更する場合に限り、特例として3機種目の割賦契約が認められた。前回の割賦契約から180日以上が経過していることが必須条件となる。いち早くiPhone 4を体験してみたいユーザーにとっては朗報だろう。