米国、日本、イギリス、フランス、ドイツで24日に発売が開始され、3日間で170万台以上を販売したという米アップルの「iPhone 4」。同社のスティーブ・ジョブズCEOは28日、「Appleの歴史の中で最も成功した新製品」と語り、供給が追いついていない現状を詫びる声明を発表した。
本稿では料金プランを中心に、基本的にいくらかかるのか、iPhone 4の購入を考えているユーザーが気になるポイントをおさらいしていきたい。
料金設定
iPhone 4の本体の価格は16GBが46,080円、32GBが57,600円となっている。iPhone 3GSの16GBが57,600円、32GBが69,120円だったことを考えると、この価格設定は嬉しい。支払い方法は一括払いと分割払いの2通りがあるが、総額は変わらない。家電量販店等では、一括払いで購入する場合、一定額がキャッシュバックされる店舗もあれば、ポイントがつく店舗・つかない店舗などもあり、取扱店により対応が様々なので注意したい。
16GB | 32GB | |
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iPhone 4 | 46080円 | 57600円 |
料金プランは「標準プライスプラン」と「バリュープログラム(i)」の2種類から選択できる。この2つは、月月割額(毎月の利用料金の割引額)の設定と毎月のパケット定額料が違う。
月月割額 | パケット定額料 | ||
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標準プライスプラン | -1440円/月 | パケットし放題forスマートフォン | 1029~4410円/月 |
バリュープログラム(i) | -1920円/月 | パケットし放題フラット | 4410円/月 |
標準プライスプランの「パケットし放題forスマートフォン」は最低金額1,029円から利用できるサービスだが、わずか52,500パケット(約6.5MB)の通信で料金が上限額(4,410円)に達してしまう。Webを閲覧したり、アプリをダウンロードしていると、6.5MBの通信はあっという間だ。通常の利用方法を想定しているユーザーには、月月割額の大きいバリュープログラム(i)の利用をお勧めしたい。