あのAntecのCPUクーラーが登場

ケースメーカーとして定評のあるAntecから、CPUクーラーの新製品が3種類発売された。サイドフロー型の「KUHLER-BOX」と「KUHLER-FLOW」、トップフロー型の「KUHLER-SHELF」で、T-ZONE PC DIY SHOPでの価格はそれぞれ4,980円、4,480円、4,480円。Antecらしい落ち着いたデザインの製品になっている。

Antecから発売されたCPUクーラーが3モデル

KUHLER-BOXは、中央の12cmファンを2つのヒートシンク部で挟み込むスタイルの製品になる。4本のヒートパイプは直付け方式になっており、CPUからの熱を49枚のアルミフィンに効率よく伝えることができる。ファンの回転数は700~2,000rpm。

サイドフロー型の「KUHLER-BOX」。中央に冷却ファンが埋め込まれている

6mm径のヒートパイプを4本使用。このモデルのみ直付け方式になっている

KUHLER-FLOWもサイドフロー型のCPUクーラー。ヒートパイプは7本も使用されており、ベース部ではこれが2段に別れて固定されている。冷却ファンは12cm径で、回転数は1,000~2,200rpmになる。

サイドフロー型の「KUHLER-FLOW」。大きさは90(D)×120(W)×155(H)mm

ヒートパイプは7本も使われているので、ベース部では2段に固定

KUHLER-SHELFは、今回唯一のトップフロー型モデル。こちらもヒートパイプは7本使用されている。トップフロー型なので、CPU周辺の冷却にも優れる。好みに応じて使い分ければいいだろう。

トップフロー型の「KUHLER-SHELF」。大きさは140(D)×120(W)×140(H)mm

12cm径のPWMファンを搭載。回転数などはKUHLER-FLOWと同じだ

8mmヒートパイプの直付けCPUクーラー

akasaからは、8mm径の太いヒートパイプを4本使用したサイドフロー型のCPUクーラー「Venom」が発売となっている。12cmのViperファンを搭載したモデルで、独特のS-FLOWブレードによって、従来よりもエアフローが30%向上しているという。ファンの回転数は600~1,900rpm、ノイズレベルは6.9~28.9dBA。価格は4,000円前後だ。

akasaのCPUクーラー「Venom」。S-Flowブレードの12cmファンを搭載

ヒートパイプは直付けタイプ。ヒートパイプの直径は8mmと太い