また、MSIでは"ロボット事業部"なるものが本格的に活動を開始していた。今回は掃除ロボットとして「R-1300」「M800」「R-500」の3製品が展示されていた。外観的にはiRobotの「ルンバ」のイメージに近いが、同社の技術を活かした独自機能が満載だ。

R-1300はウェブカメラを搭載したホームセキュリティ兼用機。無線LANを通じPCから製品本体内のサーバに接続すると、カメラからの映像が映し出され、さらに前進後退や回転などの制御も可能だ。M800はレーダーを搭載し家具などにぶつかる手前で自動でターンする。同時に吸引力の高さでも競合製品に対して自信を見せていた。R-500はスリム&コンパクトなモデルであり、充電ステーションは無くACアダプタで充電する方式を採用している。

お掃除ロボット「R-1300」。クッション式の前面部が壁に当たると方向転換する。前方にウェブカメラも搭載

R-1300では本体に無線LANとサーバ機能を搭載。専用ソフトまたはブラウザを通じてカメラからの映像を確認したり方向転換等の指示もできる

M800は前方に6基のレーダーを搭載し、障害物に接触する手前で自動ターンする。後ろは充電ユニット、前方のパッドはマニュアルコントローラ

スリムなR-500。高さでいえば他の2モデルの半分くらい