iPhoneやiPadと話題にことかかないアップルの製品。使ったことのある方なら"確かに使いやすいなあ"と思った人も多いだろう。いまさらながら、これら製品は使いやすいという操作感が重要な要素だ。何かを行う際にワンステップ、ツーステップと端折ることができるとそれは使いやすいという感慨を呼び起こす。
Radianは、Windowsで何かアプリケーションを起動する必要があるときに、[スタート]メニュー → [プログラム]からアプリケーションを選択せずとも、マウスの右プレス(長押し)を一回使うだけで必要なアプリケーションを呼び出せるランチャー。
右プレスで出現する小さい円形 |
デスクトップ上で右プレスすると時計回りで小さな円を作り出す。その後プレスのままマウスカーソルを矢印の方向へ持って行くと上下左右の4方向のソナーレーダーを作り出す。その状態のまま、任意のアプリケーション上でマウスを離すとアプリケーションが起動する。外郭にある巨大な円形はその面積も広く、非情に多くのアプリケーションを設定することができる。
そのままプレスの状態でカーソルを四方に移動して目的のアプリケーションやファイルなどのアイコンの上でリリースする |
これらの一連の動作はスムーズに行われるので使っていても心地よく、実用度を併せてなかなかのランチャーである。同ソフトは、SourceForge.netでも公開されているオープンソースソフトになる。
注意:本稿では、ソフトウェアのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。
「Radian」のインストール
RadianをインストールするにはオフィシャルWebサイトでDownloadの文字の下にあるRadian v1.0.0.76 Setupをクリックする。インストーラーがダウンロードされるので、これをダブルクリックするとインストールが始まる(図1/2)。
ダイアログに従って進めていくとインストールが完了、Radianが起動する(図3/4)。
タスクバーにはRadianが常駐する。右クリックで表示される「Open design mode」とはRadianを全方位の円で表示させる状態のことでこの状態で設定を行う(図5/6)。
図5 タスクバーにはRadianが常駐し |
図6 設定を行えるOpen designmodeを選択できる |
Open design modeを選択するとRadianが開いたままの状態 で表示される。中心にある四つのねじ型のアイコンをクリックすると各エリアの設定項目が出現する(図7)。