携帯ライクな機能を満載

カメラは有効画素数500万画素で、昨今の携帯カメラとしては少な目の画素数だが、カメラの起動や保存は速く、十分という印象。デジタルズームや電子式手ブレ補正、画像効果などを設定できる。動画撮影機能も搭載する。

カメラは背面。フラッシュも備える。また、液晶部にも内側カメラが搭載されている

カメラを起動したところ。タッチした場所にピントを合わせることができる

その他にも、IS01独自のソフトとしてスケジュールアプリや連絡先アプリを搭載。全体的なUIは携帯といった感じだが、高解像度のため見やすくなっているし、携帯ユーザーには親近感が持てそうだ。

スケジュールアプリ。アイコンを設定できるあたりは携帯っぽい

週表示や1日表示も可能

連絡先アプリ

ほかには、自局番号を表示する「プロフィール」や選択できるマナーモード、Webサイトの閲覧制限をするフィルタリングといった、携帯と同様の機能が利用できるようになっている。

一般的な携帯だと「メニュー」+「0」で表示できる自局番号も、プロフィールから簡単に表示できる

マナーモードも一般の携帯のような形で選択できる

Webフィルタリングの設定

今後EZwebメールをサポート。au版のセカイカメラやEZナビウォークといったアプリも提供される予定で、au独自のアプリマーケット「au one Market」もスタートさせ、携帯料金と併せてアプリなどが購入できる仕組みも導入していく意向だ。

携帯ユーザーが2台目として持ち、違和感なく移行できるように携帯と同様のサービスを追加していくやり方は分かる。慣れれば、国内携帯サービスを使えないスマートフォンへの拒否感は薄れていくだろう。そうした過渡期としての役割を担えそうだ。

IS01の作例(拡大画像は実寸大)。画質は携帯カメラとしては十分なレベルだ