auのAndroid搭載スマートブック「IS01」を試す

第1回 外観やUIをチェック
第2回 メール機能をチェック
第3回 日本語入力機能をチェック
第4回 ワンセグやカメラをチェック

KDDIのAndroid搭載スマートフォンの第1弾「IS01」は、スマートフォンとネットブックの中間「スマートブック」という位置づけを狙っている。日本の携帯電話独自機能としてあげられる赤外線通信やワンセグに対応しているのもIS01の特徴だ。

IS01

実用的なワンセグ機能

ワンセグに関しては、一般的な携帯のワンセグと同等の機能を実現しているようだ。起動すると、テレビを見るか、録画した番組を見るかといった選択画面になり、「デジタルTV」からワンセグが起動できる。ワンセグでは、画面左側に放送、右側にデータや操作ボタンが表示される。

ワンセグを起動したところ。録画した番組の視聴もここから

デジタルTVを起動したところ。番組情報やデータ、テレビ操作が一度に表示される

本体にはアンテナのたぐいは見あたらず、内蔵アンテナのみで視聴するようだが、少なくとも屋内でも比較的良好な映像が見られ、実用的だった。マルチタスクに対応するAndroidならではとして、ほかのアプリに切り替えてもワンセグは終了せず、音声だけを流し続けることもできる。

画面は通常表示、データなし、全画面、画面全体への拡大という4種類のサイズから選択でき、画面一杯に拡大してもそれなりにきれいに見られる。十分、テレビを楽しんで視聴できるレベルだ。録画機能も搭載しており、時間を指定した予約録画機能もサポートする。

画面サイズの選択。4種類から選べる

データ放送を非表示にしたところ

全画面表示

さらに引き延ばし、画面のアスペクト比にあわせて拡大表示したところ

動作に関しては、試用機での動作はちょっと重め。この辺りは発売までにブラッシュアップを期待したい部分ではある。

メニューから設定や録画が行える

設定画面。画面上部左端にテレビアイコンが表示されており、ほかのアプリを起動しているときなどはバックグラウンドで音声だけ聴ける。この通知領域から起動しているワンセグをアクティブにすることもできる