Outlookアドインで機能を拡張
次に、Office Live MeetingのOutlookアドインをインストールしてみよう。
MicrosoftのWebサイトより、「Microsoft Office Outlookの会議アドイン」をクリックする(図22)。自分の環境に従って、ふさわしいほうの「同意してアドインをインストールする」を選んでクリックする(図23)。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、アドインのインストールが行われる。続いて、Outlookを起動し、図24のようなダイアログが表示されたら、[はい]ボタンをクリックする。再起動を促すメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックして、Outlookを再起動する(図25)。
再起動したOutlookには[会議]メニューなどが追加されている(図26)。はじめに、[会議]メニューから[ユーザーアカウント]を選択する(図27)。すると、図28のようなダイアログが表示されるので、[接続のテスト]をクリックして、テストを行う。「Live Meetingログイン情報が正しく認識されました」と表示されたら[OK]ボタンをクリックする(図29)。さらに、元のダイアログに戻って、[OK]ボタンをクリックし、ダイアログを閉じよう。
アドインを追加すると、Outlookからミーティングの予約と招待メールの送信ができるようになる。ツールバーの[Live Meetingの予約]をクリックしよう(図30)。宛先や日時を設定して、招待メールを送信する(図31)。さらに、会議アドインを追加したOutlookでは、「スケジュールアシスタント」を使ってミーティング日時を調整したり、参加者と発表者を選別したりすることが可能である(図32)。
このように、Office Live Meetingは、現在使っているOutlookを拡張する要領で、Web会議のスケジューリングや実施を行える。地方の支店やリモートで働く社員を抱えている企業にとっては、一度検討しておきたいツールではないだろうか。