<操作>タブでは、ラジオを再生するためのプログラム起動を指定しましょう。最近では専用クライアントも多く登場していますが、今回はどのような環境でも実行できるように、Internet Explorerを使ってアクセスすることにします。通常は「"C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe" "http://radiko.jp/player/player.html#FMT"」で起動可能ですが、64ビット版Windows 7の場合、64ビット版Internet Explorerに対応するAdobe Flash Playerが存在しないため、「"C:\Program Files (x86)\~」に変更してください(図22~24)

図22 <操作>タブをクリックして開き、<新規>ボタンをクリックします

図23 「新しい操作」ダイアログの「プログラム/スクリプト」に「"C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe" "http://radiko.jp/player/player.html#FMT"」と入力して<OK>ボタンをクリックします

図24 コマンドと引数の切り離しを行なう確認ダイアログが表示されたら<はい>ボタンをクリックします

これで設定完了です。後は「タスクスケジューラ」から、今作成したタスクを選択し、操作ウィンドウにある<実行>をクリックしてみましょう。Internet Explorerが起動し、ラジオが再生されれば正しく動作しています(図25~27)。しかし、これではラジオ再生を止めることができません。トリガーの設定として一定時間後にタスクを停止する項目が用意されていますが、番組の放送時間に細かく追従できないため、あまり好ましくありません。そこでプロセスを強制終了する「taskkill.exe」コマンドを使用しましょう。

図25 設定を終えたら<OK>ボタンでタスクを登録しましょう

図26 作成したタスクを選択し、操作ウィンドウにある<実行>ボタンをクリックします

図27 画面のようにInternet Explorerが起動し、ラジオ再生が始まれば、タスク作成完了となります