続いて、ソフトバンクとしては初めてのAndroid端末となる「HTC Desire(X06HT)」(台湾HTC製)の発表があった。OSは最新のAndroid OS 2.1を採用しており、実質負担金は2万円前後、発売は4月下旬になるという。4月1日にNTTドコモから「Xperia」(ソニー・エリクソン製)が発売されるが、Android OSは1.6であるため、フラッシュに対応していないなどの制約がある。
スペック比較表(表ではAndroid 1.6がFlash Lite 4.0に対応となっているが、実際は非対応)。HTC Desireは「ソフトバンクから出すからには、技術的に最先端のものでないと気が済まない」という孫社長の言葉通りのものとなっている |
孫社長は「Googleが好きというユーザーもたくさんいる。一方で、iPhoneの方が優れている点もある。ソフトバンクとしては、多くの選択肢を提供してゆきたい」との考えを示した。
イベントではこの他にも浜田幸一(ハマコー)氏によるTwitter活用術、歴史アイドルの美甘子(みかこ)と孫社長による坂本龍馬談義、お父さんグッズの抽選会、広瀬香美のミニライブなどがあり、会場は最後まで大盛り上がりだった。
イベント終了後、メディア向けには改めてHTC Desireの説明会が行われた(詳細はこちら)。同端末はGmailやGoogleマップ、YoutubeなどGoogleの各種サービスとの親和性が高く、Google Earthの音声検索にも対応している。Googleに慣れ親しんだ人にとってはiPhoneよりも使いやすいスマートフォンといえるかも知れない。