リニューアルしたソニーストア銀座は、ソニービルの4階(フロア番号では4C)に位置し、従来の5倍の規模に拡大。店内では、「スタイリスト」と呼ばれる8人のスタッフが、ソニー製品の購入相談などに対応する。

ソニーストア銀座の様子

カウンターの様子。PCが一台ずつ置かれ、スタイリストと呼ぶスタッフが購入相談に乗ってくれる

購入相談に対応している様子。3つの窓口が設置されているが初日から満席の状態が続いた

従来のソニースタイル銀座では、ソニースタイルで販売する製品を受注するカウンターとしての機能が中心となり、一部、ウォークマンやPSPのソニースタイル限定モデル、ソニースタイルのみで提供するブランドメーカーとのコラボレーションバック、周辺機器やアクセサリーなど約50アイテムを在庫していたに過ぎなかった。

だが、リニューアル後には、モバイル系製品やアクセサリーなどを中心に約200アイテムに在庫を増やし、来店した顧客に対してもこれら製品の販売を行う。「販売を主体とするストアではなく、あくまでもライフスタイルを提案する店舗、ソニー製品を理解していただくための店舗と位置づけている。1階から3階までのショールームを見て、4階のソニーストア銀座で購入を検討していただいたり、量販店でソニー製品を購入後、ソニースタイルで取り扱っている純正アクセサリーや限定製品を購入していただくという場にしたい」と、ソニーストア銀座・築澤俊祥マネージャーは語る。

展示された刻印サービスをしたウォークマン、ステレオヘッドフォンなど。持ち帰りできる製品もある

ソニーストアのフロアの中心に置かれたセット提案の一例

レジカウンターの様子。奥にはアクセサリーの在庫が展示されている

アクセサリーはモバイル系製品を中心に展示している

これまでショールーム機能が強かったソニービルの中でレジを見るのは慣れないせいか、やや違和感がある

リニューアルとともに、「4D」と呼ばれる同じ4階フロアに「ソニーお客様ご相談カウンター」を設置しており、「相談コーナーに製品を持ち込んだ際に、仮にバッテリーの不具合ということがわかれば、すぐにソニーストア銀座でそれを購入していただけるという導線も作り、お客様の利便性を高めている」という。

同じフロア内にソニーお客様ご相談カウンターが置かれており、同カウンターとソニーストアとの連動も見込まれる