駅のホームでの待ち時間や時間がない中で使用することを想定してか、FMV-BIBLO LOOX Uはワンタッチで画面解像度を切り替える機能を採用している。液晶画面左上にある虫眼鏡が書かれているところ(厳密にいえば、虫眼鏡のアイコンが書かれている右側にある点)を軽くタッチすると、画面の解像度を3段階に切り替えられる。わざわざ画面のプロパティを開いて解像度を設定しなくてよいため、時間がないときは本当に便利だ。変更できる解像度は、800×480と、1,024×600、1,280×800。普段は1,280×800で利用し、細かい作業をするときには800×480に切り替えるといった使い方がオススメだ。
ただし、画面の一部分を拡大するのではなくディスプレイ全体の解像度を変更する仕様のため、変更時には数秒の待ち時間が必要になる。
液晶画面右下には、画面をスクロールさせるためのふたつのタッチポイントがある。これはちょうど[Page Up]キーと[Page Down]キーのような役割をする。本体を両手で持ったときは右手の親指で操作でき、タッチするポイントの位置もよく、これはかなり便利だ。地図などを開き、駅のホームでの電車待ちの間に確認するといった使い方や、電車内で立った状態でのメールや書類データ確認、Webサイト閲覧などに重宝しそうだ。