米Googleが、初の自社ブランドスマートフォン「Nexus One」を米国時間5日から発売した。Googleブランドのスマートフォンとして注目を集めるNexus Oneを入手したので、早速レビューしてみよう。

Nexus One

iPhoneより軽く薄いNexus One

Nexus Oneは最新のAndroid 2.1を搭載し、HTCが端末を製造している。やや丸みを帯びたデザインと下部のトラックボールはHTCらしいデザインと言えるだろう。

International CES 2010取材のため、Nexus One発表当日の5日(米国時間)に米国に到着したので、思わず注文してしまった

Webサイトから申し込むと、FedExで2日後に到着――となっていたので、ホテルの部屋を届け先に。周囲からは「チャレンジング」との声多数。しかし、無事に7日の午前中に到着したのがこの箱

化粧箱は細長くコンパクトなものだった

箱を順番に開けていく。フタを開けるとまずは本体

その下にはケースが付属

さらにその下にはACアダプターやバッテリーが入っていた

寸法・重量は119(H)×59.8(W)×11.5(D)mm・130g。115(H)×62.1(W)×12.3(D)mmのiPhoneと比べて、ひとまわり小さく、若干薄い。高級感はあまりないが、シンプルなデザインに仕上がっている。本体上部にはロックボタン、左側面には音量調整、下部には戻る/メニュー/ホーム/検索キーとトラックボールが配置されている。

画面は3.7型WVGAの有機ELディスプレイ。解像度は800×480、コントラスト比は10000:1となっており、精細で見やすい。外光センサーもあり、周囲の明るさに応じて自動的に画面の輝度を変更してくれる。

端末実際に持ってみると、iPhoneよりも薄く軽く感じる。また、iPhoneよりもわずかながら幅が狭いため、筆者の手だと持ったときにフィットする印象だ。