P55のウルトラハイエンド!

MSIからは、LGA1156向けマザーボードのハイエンド製品「Big Bang-Trinergy」が登場した。従来の「P55-GD80」のさらに上に位置するモデルで、Intel P55チップセットに加えて、NVIDIA nForce 200チップも搭載。x16/x16でのSLIや、x16/x8/x8での3-way SLIにも対応している。価格は34,000円~35,000円前後。

「Big Bang-Trinergy」の製品パッケージ

マザーボード。あれ、コンデンサが……

"Big Bang(ビッグバン)"という名称が表すように、気合いの入った製品になっている。まずは、「Hi-c CAP」(ポリマータンタルコンデンサ)の全面的な採用。固体コンデンサ以上の性能(低リーク電流、長寿命)を持つもので、サーバー等で使用されることはあるが、PC用マザーボードで100%採用されることは極めて珍しい。

CPUソケットまわりに並んでいるチップが「Hi-c CAP」

Hi-c CAPはここにも。通常のコンデンサは1つも使用されていない

そのほか、高効率電源レギュレータ「DrMOS」、自動オーバークロック機能「OC Genie」、オーバークロック用コントロールパネル「OCダッシュボード」、オーディオカード「Quantum Wave」などを備える。

これが付属の「OCダッシュボード」。このパネルでOC設定が可能

バックパネル。左から3つ目がOCダッシュボード用の専用コネクタ

自動オーバークロック機能「OC Genie」を搭載

これらのボタンはタッチパネルになっている