AMD向けのUSB 3.0/SATA 3.0マザー

GIGABYTEの「GA-790FXTA-UD5」は、USB 3.0/SATA 3.0をオンボード搭載したマザーボード。チップセットはAMD 790FX+SB750で、AMDプラットフォームでは初のUSB 3.0/SATA 3.0対応マザーボードとなる。対応メモリはDDR3。価格は22,000円前後だ。

GIGABYTEの「GA-790FXTA-UD5」。新シリーズはIntel向けと同様に、製品名に「A」が入った形になる

マザーボードのレイアウト。拡張スロットはPCI Express x16スロットが3つ(帯域はx16/x16/x8)

バックパネルI/O。青色がUSB 3.0のポートで、そのほかeSATA/USBのコンボコネクタも

SATA 3.0対応ポートは、左側の2つ(白いコネクタ)になる。Marvellの9128チップを搭載している

NEC製の「μPD720200」チップを搭載することで、USB 3.0に対応した。GIGABYTEは、USB 3.0/SATA 3.0搭載マザーボードとして、このほかAMD 790X+SB750版の「GA-790XTA-UD4」という製品もラインナップしている。

X58でもUSB3.0/SATA3.0

もう1つ、GIGABYTEから登場したのは、X58チップセットを搭載するマザーボード「GA-X58A-UD7」。すでに、P55チップセットではUSB 3.0/SATA 3.0オンボードの製品が登場していたが、X58チップセットではこれが初めてとなる。価格は40,000円前後。

GIGABYTEの「GA-X58A-UD7」。前述のように、新シリーズは「A」が目印となる

マザーボード。拡張スロットの構成も従来から変わっている

チップセットの冷却は水冷にも対応する

空冷用のクーラーは付属している

電源は24フェーズへ。CPUソケットもメッキ仕様

バックパネルI/O。USB 3.0ポートは青色の2カ所

水冷/空冷両対応のチップセットクーラー「Hybrid Silent Pipe 2」など、基本的な構造は「GA-EX58-EXTREME」から踏襲しているが、電源が24フェーズに増えたこと、PCI Express x16スロットが3個→4個へ変更したこと(帯域はx16/x16/x8/x8)などは異なる。

USB 3.0/SATA 3.0の下位モデル

ASUSからは、「P7P55D-E EVO」と「P7P55D-E」の2種類が発売。すでに発売されているP7P55D-E Premium/Deluxeと同様に、USB 3.0/SATA 3.0をオンボード搭載するマザーボードで、これらの下位モデルとなる。価格は、P7P55D-E EVOが24,000円前後、P7P55D-Eが19,000円前後。

「P7P55D-E EVO」

「P7P55D-E」

両モデルの主な違いは、NVIDIA SLIのサポートの有無(P7P55D-EはATI CrossFireXのみ)、デュアルLAN/シングルLAN、ヒートパイプの有無など。

裸族のお立ち台もUSB 3.0に対応

センチュリーからは、USB 3.0に対応した「裸族のお立ち台USB 3.0(CROSU3)」が発売となっている。USB 3.0のケーブルも付属しており、マザーボード側が対応していれば、従来の約10倍高速なUSB 3.0のデータ転送が利用できる。なおインタフェースはUSBのみで、eSATAは付かない(というか不要)。価格は8,000円前後だ。

USB 3.0に対応した「裸族のお立ち台USB 3.0(CROSU3)」