自衛隊静岡地方協力本部も出展。こちらは実際の迷彩服と防弾チョッキを着ることのできるコーナーから

自衛隊の高機動車も実車を展示。普段なかなか間近では見られない車両だけに、多くの来場者が足を止めて見入っていた

割引価格の商品から先行販売品まで、模型ファン垂涎の販売コーナー。まさに大人買いのパラダイス!?

缶パンや焼き鳥缶など、年々充実する記念フード。今年の新作はフタがバッジにもなる「タミヤ プラモデルファクトリー チョコクランチ缶」(発売中・819円)

講談社ブースでは、曽田正人氏のマンガ『capeta』の直筆原稿を展示。モータースポーツ好きの曽田氏だけあって、尋常ではない描き込み

曽田先生制作のRCカー「タミヤ F103」も展示。96年ごろから愛用しているもので、カペタヘルメットがこだわりとか

職人の腕を間近で見られるタミヤスタッフとの交流コーナーも盛況。こちらはグラフィックデザイン課のブースから

動く模型愛好会のブースに置かれたのは、平等院鳳凰堂戦車!? 模型ファンで知られるアナウンサー、松井康真氏の作品

今年の人形改造コンテストから注目の入選作を紹介。今年とくに多かったのはマイケル・ジャクソン! 没後あらためてその存在の大きさを感じさせてくれた

マイケルと並んで、こちらも他界が惜しまれる忌野清志郎。ステージ上での元気な姿が、人形模型を改造して再現された

『20世紀少年』(中央奥)や珍獣ハンターイモト(右手前)など、2009年を象徴する様々な改造人形が入選。地デジカ(左手前)の着ぐるみの人物はもしかして……

コンテストの金賞に選ばれた「アンデスの風『コンドルは飛んで行く』」。民族衣装やインディオ独特の顔立ちなど、金賞も納得の仕上がり

模型クラブの展示風景から。今年も多彩な改造作品や、オリジナル作品が並び、模型ファン同士の交流の場となっていた

痛車ブームのはるか以前から活動を続けている「ぺいんとマイスターズ」が今年も出展。今年の新作はセーラージュピター&アスカ。このセレクトを見れば年季は一目瞭然!?

こちらはPCゲーム『Piaキャロットへようこそ!!』シリーズから。緻密なペイントもここまで来るともはや工芸品の域かも……

ぺいんとマイスターズの新作にもマイケルの姿が! 大旋風を巻き起こした映画『THIS IS IT』のメインビジュアルを忠実に再現

単にボディを塗るだけがペイントにあらず? 実際に走るフェルト地のTRFマシン(左)と、ビーズでデコレーションしたアゲアゲな1台(右)

こちらはコンテストではなく、模型クラブの展示で見つけた改造人形模型。人気番組『水曜どうでしょう』から、原付ラリーの収録風景を再現

2009年の注目の新商品は冒頭でも紹介した、「1/12 Honda RC166」。タミヤの1/12オートバイシリーズでは、初の60年代バイクの商品化となる。「2009年の最新技術を投入しなければ、ここまでの再現は不可能だった」とスタッフに言わしめるほどの完成度を誇っており、例えばホイールのスポーク径は0.4mmと、プラスチック成形の限界の領域にまで踏み込んでいる。2009年はHondaの世界GP参戦50周年ということもあり、往年の二輪ファンならずとも、手に取ってみてはいかがだろうか。また今回のRC166に始まったことではないが、今後もこうした最新技術で歴史的な名車を、というプロジェクトは継続していくとのことなので、模型ファンはぜひ期待してほしい。年末から来年以降に展開されるタミヤのラインナップにも、引き続き注目したい。