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Windows 7を操作していて、トラブルに遭遇した場合、どのように対処すべきであろうか?一般的には、それまでの手順を見てもらうなどして、操作ミスがあったのか?それとも不具合があったのかといったことを検証することになるであろう。しかし、GUIであるWindows 7の操作手順を伝えるにはどうしたらよいだろうか。もちろん、言葉や文章で伝えられないこともない。
しかし、途中の画面などがあったほうが、よりわかりやすいであろう。そのために、画面をキャプチャーし、手順とおりに整理する、もしくはワードプロセッサで、順番に画面を貼り付けて、解説をしていくという方法もある。ただ、初心者には少々(多々かもしれない)面倒な作業となる。
こんなときに使いたいのが、問題ステップ記録ツールである。このツールを起動するだけで、それまでの手順を自動的に記録し、Webブラウザで表示させることができるのだ。以下のその使用方法などを解説する。
問題ステップ記録ツールで操作手順を記録・表示
問題ステップ記録ツールであるが、本来は、初期のトラブル対策に利用されるものである。しかし、使い方次第では、非常に利用範囲が広い(この点については最後に触れよう)。問題ステップ記録ツールの起動は、[コントロールパネル]→[問題の発見と解決]→[友人の支援を受ける]の[問題ステップ記録ツール]を選択する(図1)。
もしくは、スタートメニューの[プログラムとファイルの検索]で「Record」と入力する(図2)。
図2 [プログラムとファイルの検索]で「Record」と入力する |
自動的に問題ステップ記録ツールが検索され、起動する(図3)
実行は非常に単純である。メニューにある[記録の開始]、もしくは、Alt+Aを押すだけである(図4)。
ここでは、
(1)スタートメニューから、ワードパッドを起動し
(2)テキストを入力する
(3)サンプル.txtというファイル名で保存
までの手順を記録してみよう。問題ステップ記録ツールで、[記録の開始]を選択する。記録が行われると、ウィンドウに赤い丸などが一瞬、表示される。記録中の問題ステップ記録ツールは、図5のようになっている。
記録が終了したら、図5で[記録の停止]を選択する。それまでの記録を保存するかの確認が行われる。記録は、あらかじめZIPファイルで圧縮されたものとなる(図6)。
実際にデスクトップに保存されたものが、図7である。
図7 デスクトップに保存された記録 |