デジタル時代の手帳選び - キーワードは"自分をマネジメント"

質実剛健も良いけれど、1年間を共に過ごすならまず気に入ったものであることが第一条件。個性や使い方にこだわる人には、こちらの品はいかがだろうか。

「もちつもたれつ」は、サントリーの広告などで知られる制作プロダクション「サン・アド」がデザインを手掛けた手帳。ハードカバーの表紙に小さなイラストとゴムバンドが織りなす、そこはかとない面白みがグっとくる、遊び心の一品。中身はしっかり実用的だ。

「ダイゴー コネクトグラフィック」は、カジュアルすぎず、ビジネスに最適でデザイン性も高いシリーズ。同じシリーズのA5との"2冊使い"を提案するのがこのスリムな「スティックジョイ」だ。見開き1カ月のカレンダーに、メモスペースが80ページと十分な容量を持つ。Webカレンダーやスマートフォンでスケジュールを管理する人のサブスケジュール帳としても活用できそうだ。

手帳と併せて使いたい、ちょっと便利な文具

手帳選びに悩むように、手帳に欠かせない筆記具選びにも悩むことが多い。使い勝手で選ぶなら、消せる筆記「フリクションシリーズ」の細身タイプ「フリクションボールビズ」がお勧め。軸後部の消去ラバーでこすると色が消え、何度でも書き直しができる。書き込みを色分けしたい人には「ジェットストリーム4&1」が便利だ。ものすごく滑らかな書き味が人気のボールペン「ジェットストリーム」4色に、シャープペンがセットになっている。また、長年使われたウィスキーの樽を加工した「ピュアモルト ボールペン」は、手帳と共にじっくり使い込みたい人も満足の質感だ。

こちらは楽しく機能的なスケジュール管理に活用できる、半透明のカラフルなステッカー。1cm角と0.5cm角がセットで1シートになっている。カラーマーカーを持ち歩くのは面倒だが、このシールを手帳にはさんでおけば、大事なイベントの日や見落とせないメモをカラフルにマーキングしておける。