[Shift]キーによるロック機能を無効にする

今回は[Shift]キーを用いたテクニックですので、最後も[Shift]キー関連のものを紹介しましょう。以前のWindows OSと同様にWindows 7にも、特定のキーを押し続けなくとも同キーをホールドした状態にする固定キー機能が備わっています。本来は補助機能として存在しますが、多くのユーザーには無用の長物となってしまうのではないでしょうか。前述のようにWindows 7では、[Shift]キーを使う場面が多いため、同機能を無効にするテクニックを紹介しましょう。

まずは[Shift]キーを5回押して、固定キー機能を呼び出しましょう。同名のダイアログが起動したら、<キーボードショートカットを無効にするには、「コンピューターの簡単操作センター」に移動してください>をクリックします。これで固定キー機能に関する項目が表示されますので、「キーボードショートカット」セクションにある<Shiftキーを5回押すと固定キー機能を有効にする>のチェックを外してください。あとは<OK>→<×>とボタンをクリックすれば設定完了です(図16~17)。

図16 [Shift]キーを5回押しますと、「固定キー機能」ダイアログが起動しますので、<キーボードショートカットを無効にするには、「コンピューターの簡単操作センター」に移動してください>をクリックします

図17 設定項目が表示されたら、「キーボードショートカット」セクションにある<Shiftキーを5回押すと固定キー機能を有効にする>をクリックしてチェックを外し、<OK>→<×>とボタンをクリックします

阿久津良和(Cactus)