Software-based rendering will take us back to the future of visual computing(Photo05,06)
3つ目はSoftware Renderingである。昨今、レンダリングといえばGPUを使うのがごく当たり前であり、あとはShaderのプログラミングをいかに工夫するかということになるが、プログラミングの自由度はそれほど大きいものではない。もっとも最近はNVIDIAのOptiXの様なケースもあるから、ここまで単純化するのは危険ではあるが、Intelが念頭においているのは当然Larrabeeである。
IAコアをベースに独自のMIMD命令拡張を施したLarrabeeは、従来のGPUの様なハードウェアベースのレンダリングでは対応できない、柔軟な高度な描画が可能であるとしている。また、日本時間で17日土曜日に、医療用アプリケーション向けの性能データを初公開することを明らかにした。ちなみにLarrabee向けの拡張命令を他の汎用プロセッサでもサポートする事については、長期的にはそうしたアプローチが正しい方向だとしつつも、実際にいつごろそうした事を行うかに関してはまだ検討中であるとした。