10月6日(火)から10日(土)の5日間、東京ビッグサイトにて印刷機材展「JGAS 2009」が開催された。日本国内で行われる印刷機材展ではIGASとともに有名だが、IGASはInternational Graphic Arts Showの略称のとおり国際的な展示会であり、JGAS(Japan Graphic Arts Show)は日本国内および東南アジア近郊諸国を対象とした展示会である。
なお、昨今の経済状況の悪化を反映してか、出展者数は前回の6割ほどに減った。会場も前回が東京ビッグサイト東展示棟の全ホール(6ホール)を使用していたのに対し、今回は4ホールと縮小されている。来場者も前回の11万8,418人に対し、6万9,881人(主催者発表)と、ほぼ4割減だ。
今回のテーマは「印刷が創る未来、守る環境」。テーマに合わせ、先進技術ゾーンとして大学や研究機関の出展ブース、印刷関連団体の環境コーナー、また、ジャパンカラー認証制度コーナーが用意されていた。
それではエンドユーザに馴染みの深いメーカーに絞って展示会場を見ていこう。