周りにiPhoneユーザーがいないあなたに - アドレス交換方法をまとめて紹介

iPhone同士なら楽々

赤外線通信がないiPhoneなのだからBluetoothが使えればいい……はずなのだが、あいにくiPhoneと携帯同士でBluetoothによるデータ交換はできない。これはiPhone側の問題なのでいかんともしがたいのだが、逆にiPhone同士であれば気軽にデータ交換ができる。

iPhone OS 3.0以上を搭載していれば、Bluetoothの機能を使ってアドレス交換ができるので、対応アプリを導入すればいい。Bluetoothでのアドレス交換アプリは豊富にあり、たとえば『Name Card』や『名刺交換』などがある。

『Mover+』は、Bluetoothだけでなく無線LANで連絡先や写真などのデータを交換できる。前述したQRコード作成アプリ『メールしてね ケータイとメアド交換』もiPhone同士用にBluetoothでのデータ交換をサポートしている。

異色の製品としては、同じ無線LAN上のiPhone同士でアドレスを交換できる『iMeisi』や、「App Storeで10億番目のダウンロード」で有名になった「Bump」、さらにiPhoneのスピーカー同士を向かい合わせて、モデムのピーガー音のような音でアドレスを交換する「Me2」も面白い。

iPhoneは、これまでの携帯とは方向性の異なるデバイスだ。とはいえ、iPhone同士でないと気軽にデータ交換ができないという閉鎖的な状況には困ったものだ。ここはもう割り切って、相手にはQRコードで自分のアドレスを知らせ、あとはワン切りなり空メールなりで最小限の情報を受け取るという方法もアリだろう。