夜はピエール瀧のトークショー&カジヒデキのライブ
夕食後は、スペシャルゲストとして同イベントに参加したピエール瀧さんのトークショーと、カジヒデキさんのキャンドル・アコースティック・ライブだ。昼間から現地入りしていた2人は、会場でくつろいだり夕食をとるなど一緒にイベントを楽しんでおり、和やかな雰囲気の中でステージが始まった。
プライベートでキャンプへ行くことも多いというピエール瀧さんは、キャンプにまつわる様々なエピソードを披露するとともに、実際に役立つ焚き火の裏技をステージから降りて実践してくれた。薪に火をつけながら解説するという荒技は、キャンピングイベントならではのパフォーマンスだろう。
キャンドルとランタンが灯されたステージで、ギターと管楽器のみで行われたカジヒデキさんのキャンドル・アコースティック・ライブは、キャンプの雰囲気にぴったり。客席のすぐ目の前で、映画『デトロイト・メタル・シティ』のエンディングテーマ「甘い恋人」など全9曲を披露した。
以前からスキューバダイビングを趣味に持ち、昨年からは登山も始めたというカジヒデキさん。登山で味わえる達成感が音楽にも良い影響を与えるとのこと。キャンプにも意欲を見せ、同イベントで見たダッチオーブンをぜひ使ってみたいと語ってくれた |
富士山麓でのゴミ拾い「ゴミ0大作戦」
2日目には、同イベントのテーマとなっている"エコ"な活動として、富士山麓でのゴミ拾いイベント「ゴミ0大作戦」が行われた。道路沿いに捨てられたゴミを参加者が手分けして拾い集めるのだ。というのも、自動車からのポイ捨てがかなり多く、その大半は観光客が捨てたと思われる空き缶やペットボトルなどの空き容器。実際、20人ほどのグループが小1時間ほど集めただけでも、45リットル程度のゴミ袋で12袋ものゴミが集まった。
近年はずいぶんとゴミも減ってきたとのことだが、それでも簡単にこれだけの量が集まってしまう。キャンプに限らず、観光やドライブなどで外出した際は、必ずゴミは持ち帰ってほしいものだ。
あれこれと考えるより、まずは参加してみよう!
今回の参加者の中には、キャンプに興味はあるけど装備を持っていなかったり、経験者の知り合いがいなかったという理由で、なかなかキャンプに行けなかったというグループも多かったようだ。装備の貸し出しやテントの設営講習会などを行う同イベントは、そうした参加者にぴったりだったことだろう。コールマンジャパンでは、こうしたイベントを定期的に行っているので、「装備がなから」「知識がないから」と尻込みせずに、まずは参加してみることをおすすめする。