デスクトップPCは4機種。「Alienware Aurora/Aurora ALX」「Alienware Area-51/Area-51 ALX」がの4モデルが用意されている。

上位モデルに比べてコンパクトなボディに高性能を詰め込んだAurora

大迫力の大型きょう体のArea-51

AuroraはマイクロATXシャーシを採用し、省スペースながら高性能を実現した。NVIDIA GeForce GTX 295 1.8GB、ATI CrossFireX/DirectX対応のATI Radeon HD 5870もサポートする。メモリは最大24GBまで、HDDは最大3TBまで拡張でき、256GBのSSDも選択できる。

CPUには最新のCore i7-920/950/975を選択でき、冷却には同社独自の液体冷却システム「Alienware ハイパフォーマンスリキッドクーリング」を採用する。グラフィック専用に独立させた液状冷却システムの提供も予定している。

価格は、Core i7-920、メモリ6GB、750GB HDD、GreForce GTX 260 1.8GBなどといったスペックで169,800円。

Aurora ALXは、きょう体上部に自動開口する「Active Venting」と呼ばれる機構を搭載。シャーシ内部の熱が設定値に達すると自動で開閉して排気を行ってくれるため、より安定した動作が可能。また、ALXはオーバークロッキングモデルとして3.6GHz動作のCore i7-975 エクストリームエディションが選択できる。

価格は、Core i7-920、メモリ9GB、1TB HDD、GreForce GTX 260 1.8GB(デュアル)などといったスペックで209,800円。

「Alienware Area-51/Area-51 ALX」

最上位モデルとして位置づけられる「Alienware Area-51」は、SLI対応のGeForce GTX 295のデュアル、ATI Radeon HD 5870が選択できる。メモリは最大12GB、6つのSATA2ベイを備え、最大3TBまでHDDを増設できる。CPU冷却用に「Alienware ハイパフォーマンスリキッドクーリング」を採用する。

正面から見て右側にはHDDベイが6つ。ドアのように開閉するのでアクセスしやすい

こちらは左側面のカバーを開けたところ。利用時にはグラフィックカードの個所にさらにウチカバーがあり、対流がコントロールされている。なお、このイルミネーションは乾電池駆動のため、電源が接続されていなくても光る

価格は、Core i7-920、メモリ6GB、1TB HDD、GreForce GTX 285 1GBなどといったスペックで250,000円前後。

Area-51 ALXは、Aurora ALXと同様、オーバークロックモデルとして最大3.8GHz動作のCPUを搭載できるほか、Active Ventingも搭載する。

上部の蛇腹のような個所がActive Venting

内部の温度が一定値に達すると自動的に開いて排気を促す。通常は、冷却水で冷却し、背面から排気を行っているが、これによってさらなる対流が起きる。見栄えも重視したシステムらしい

付属ソフトウェア。ファンの回転数などをマニュアルで設定できる

各所に配置されたイルミネーションの色を変更することも可能

価格は、Core i7-920、メモリ6GB、1.5TB HDD、BDドライブ、GreForce GTX 295 1.8GB(デュアル)などといったスペックで350,000円前後。

なお、OSはWindows Vista Home Premium/Ultimateの64bit版が選択できる。新OSであるWindows 7の発売が近いため、Windows 7へのアップグレードが得になるキャンペーンも実施する計画だ。