P55マザーボードに追加モデル

先週の初めに販売が開始されたLGA1156プラットフォームのCPUとマザーボード。各ショップに売れ筋を聞いてみたところ、CPUで最も売れているのはCore i7の860だという。6万円前後の870は明らかに割高感があり、その1つ下で3万円前後の860に人気が集まっているようだ。Core i5-750は2万円前後と安いが、Hyper-Threadingに非対応という点が敬遠された模様。

さて、P55チップセット搭載マザーボードの新製品として、今週はASUSから「Maximus III GENE」が発売となっている。マイクロATXながら、同社ハイエンドの「ROG」シリーズに属する製品。USBで接続したノートPC経由でパラメータを設定できる「ROG Connect」など、OC向け機能が満載だ。価格は25,000円前後。

ASUSのハイエンドモデル「Maximus III GENE」

この縦のUSBポートで「ROG Connect」が可能

MSIからも、マイクロATXの「P55M-GD45」が登場している。こちらの価格は15,000円前後。

MSIの「P55M-GD45」。もちろん「DrMOS」も搭載

OCチップ「OC Genie」で簡単にオーバークロック

ASUSから安価なIONマザーボード

ASUSからも、IONプラットフォームを採用したMini-ITXマザーボードが登場した。デュアルコアAtomを搭載する「AT3N7A-I」というモデルで、メモリは通常タイプのDIMMが2スロット、拡張スロットはPCIが1スロットと手堅い構成。バックパネルのUSBポートが8つと多いのも使いやすい。価格は18,000円前後。

ASUS初のIONマザーボード「AT3N7A-I」

バックパネル。USB×8、eSATAなどを備える

IONプラットフォームなので、グラフィックスはもちろん強力。出力端子としては、VGAとHDMIが用意されている。またBluetoothを搭載しているのも面白いところだ。

ここにBluetoothコントローラを搭載

また、T-ZONE PC DIY SHOPでは、ASUSのMini-ITXマザーボードを在庫限りで特価販売中。デュアルコアAtomの「AT3GC-I」が6,980円、Celeron 220の「ITX-220」が5,980円で、さらにASUSフェアで3%オフになっている。

どちらも数カ月前に発売されたばかりだが……もう特売に