-- 今回、iTunesにはホームシェアリング機能という共有機能が搭載されていますね?

ピーター: ホームシェアリングは、ネットワークを介して家庭内にある別のコンピュータのiTunesライブラリを見られる機能です。コンピュータごとに違う楽曲があっても、それを読み込んだり、自動的に転送したりできます。ホームシェアリングに参加するには認証が必要で、最大5台までコンピュータを登録できます。制限内であれば、DRMで保護された楽曲も、他のコンピュータに転送して再生することが可能です。

このほかにも、iTunes 9にはさまざまな新機能が搭載されています。iPodとの同期もより便利になっていますよ。たとえば、これまではプレイリストを選んで同期させることができましたが、今回からはアーティスト単位でも同期できるようになっています。また、iPod touchのアプリケーションアイコンの並び方をiTunes側で管理することも可能です。

ホームシェアリング機能により、最大5台のコンピュータ上のiTunesライブラリと共有できる

iPod touch/iPhone上のアプリケーションの並び方をiTunesから直接管理できる

-- 最後に、どのiPodを選ぼうか迷っている人にアドバイスをお願いできますか?

ショーン: 音楽以外にもビデオやラジオなどを楽しみたいならiPod nano。色のバリエーションもたくさんあるので、個性に合わせてセレクトできます。Eメールやスケジュールなどポケットコンピュータとして使いたいならiPod touchがあります。また、膨大なiTunesライブラリを丸ごと持ち運びたいならiPod classicが合っていますし、スポーツをするようなアクティブなユーザーにはiPod nanoやiPod shuffleが向いています。ライフスタイルに合わせて、最適な1台を見つけてほしいですね。