日本HPからミニノート「HP mini 110」が発売された。従来の「HP Mini 1000」の後継モデルに当たるが、カラーバリエーションが3色に増えるなど、よりユーザーの個性を重視したラインナップ展開になっているのが特長。基本性能も強化されており、実用性も向上している。
主な仕様 [CPU] Intel Atom N280 (1.66GHz) [チップセット] Intel 945GSE Express [メモリ] 1GB [HDD] 約160GB [ディスプレイ] 10.1型ワイド(1,024×576ドット) [サイズ/重量] 約W263×D173×H28~33mm/約1.15kg [OS] Windows XP Home Edition [直販価格] 47,880円から
一見すると無柄で単色。しかし、光の当たり具合を変えると、天板にあしらわれたパターンがはっきりと浮き上がってくる……。そんな印象的なデザインで人気を呼んだ日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)のミニノート「HP mini 1000」に後継モデルが登場。それが、この「HP mini 110」シリーズだ。
カラーバリエーションは、今回よりブラック(漆黒)、ホワイト(白磁)、ピンク(淡紅藤)の3色に増加。天板のパターンは、漆黒と白磁が渦をモチーフにした幾何学的な「uzu」、淡紅藤が花をモチーフにした「Canna」となっている。さり気なく個性を主張するuzuに対し、Cannaは非常に華やかなイメージになっており、ノートのデザインにとことんこだわりたい個性派ユーザーにはぴったり。淡紅藤はピンク系ではあるが、落ち着いた色合いなので、華やかではあるけれど派手すぎないのもいい。
筐体のサイズは、従来とほぼ同じで、約W263×D173×H28~33mmとなっている。本体後方部は若干厚みがあるが、全体に丸みを帯びたフォルムのため、数値から想像するよりもずっと薄くてコンパクトな印象である。