今ネットでアーリーアダプターたちにもっとも愛されているツールといえば「Twitter」である。
140文字のつぶやきを発信することで、様々な人とゆるいつながりを持てるTwitterは、SNSやブログよりもさらに肩の力が抜けたツールとして、本国アメリカのみならず日本においてもあっという間にユーザー数を増やしていった。
しかし――である。この2009年の8月における日本には、Twitterよりもさらにゆるく人とつながれるツールが存在するのだ。
そう、『ドラゴンクエストIX(ナイン)』である!
……かなり強引にこじつけてしまったが、ドラゴンクエストIX(以下ドラクエ9)の最大の売りである「すれ違い通信」は、そう断言するだけに十分なポテンシャルを秘めている。
何しろ、ニンテンドーDSを片手に町へ繰り出せば、あっという間に誰かとすれ違うのだ。カバンに突っ込んだDSを開けて確認する度に、そこには見知らぬ誰かからのメッセージが届いている。さすが350万本の売上げは伊達ではない。
オンラインで人とつながれるツールがTwitterなら、オフラインでの対抗馬は間違いなくドラクエ9だ(それでいてドラクエは出会い系ではないので親御さんも安心である。まったくよくできている)。
ところで、ドラクエ9ですれ違っていて、「こんな人がドラクエをやっているのか」とプロフィールが気になったことはないだろうか。
今回すれ違い通信で相手に送信できるプロフィールには、任意ではあるものの「年齢」や「職業」「住んでいる県」など危険のない範囲で自分の情報をある程度載せておくことができるので、どんな人がドラクエをやっているのかがわかる仕組みになっている。
これを使って都内に繰り出し、色々な街で色々な人とすれ違ってみることにした。
果たして街ごとにユーザーの特徴はどう出るのだろうか……。
ゆるいつながりを求めて都内をさまよう |
ちなみに今回検証した街は以下の通り。
- 渋谷(日曜)……若者の街であり人口も抜群に多い街だけに期待が高まる。日曜の人混みはまさに地獄さながらだが、すれ違うためなら我慢できる……か?
- 池袋(日曜)……狙うは通称"乙女ロード"。果たして女性ゲーマーとはどれくらいすれ違えるのか。
- 秋葉原(日曜)……今回の大本命・秋葉原。道行く人々の属性がカオスな状態となる週末の秋葉原は、誰とすれ違うのかもまったく予想できない。
- 丸の内(平日)……平日の丸の内はまさにサラリーマン天国。営業中のサラリーマンとすれ違ってみたい!
- 巣鴨(日曜)……今回のオチ担当。通称"お年寄りたちの原宿"。いやでも、もしかしたら国民的ゲームだし、おじいちゃんおばあちゃんも「若いモンには負けん!」って、すれ違ってるかもしれないじゃない?
ルールはこうだ。
- 一つの場所で立ち止まるのではなく、ある程度歩き回って街自体を堪能する
- 5分に一度チェックし、1時間のうちにどんな人と何人すれ違ったかを調べる
- 年齢部分が9歳になっているのはノーカウントとする(デフォルトが9歳だから)
7月下旬の某日、DSを持って都内をさまよってきた。