発見したデータを復旧させよう

発見されたファイルは、ファイルの形式ごとにフォルダに分類されている(図21)。また、画面の右側には各フォルダの状態が「最良」、「良好」、「可能」、「不良」という4段階で表示されていて、復旧の可能性を確認できる。

図21 検出されたデータはファイル形式ごとにフォルダに分類されていて、ファイルの状態も確認できる

スキャン結果画面において、復旧したいフォルダまたはファイルをクリックし、[スペース]キーを押すと、ファイルが選択され赤いチェックマークが付く(図22)。

図22 [スペース]キーを押して、復旧するファイルを選択する

続いて、ツールバーにあるフロッピーディスクのマークの[復旧]ボタンをクリックしよう(図23)。

図23 ツールバーの[復旧]ボタンをクリックする

復旧したデータの保存先を選択するダイアログが表示される(図24)。フォルダを選択したら、[OK]ボタンをクリックする。

図24 復旧したデータを保存するフォルダを選択しよう

すると、図25のような確認のダイアログが表示されるので、[復旧]ボタンをクリックして復旧を開始しよう。復旧が実行され、「復旧しました」というダイアログが表示されたら復旧完了なので、[OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉じる(図26)。

図25 [復旧]ボタンをクリックして復旧を開始する

図26 復旧が完了すると、このようなダイアログが表示される

復旧先のフォルダを確認すると、元々のデータとファイル名は異なっているものの、データ自体は復旧されている(図27)。

図27 指定したフォルダに復旧したデータが保存されている

アプリケーションをインストールしない場合

PC本体の空き容量が少ない場合や、ソフトをインストールせずにすぐに復旧を行いたい場合には「Data Rescue PC」をインストールせずに、CDから起動することも可能だ。「Data Rescue PC」のCDを光学ドライブに入れ、表示されるダイアログで[CDからData Rescue PC 3を起動]ボタンをクリックしよう(図28)。

あとは上記と同じような手順で復旧作業が可能となる。

図28 [CDからData Rescue PC 3を起動]を選択する