「じゃ、さっそく乗ってみましょうか!」と、いつもより(?)やる気な編集者に促され、自転車をレンタルをすることに。記者はロードレーサータイプを、編集者がミニベロタイプをコンシェルジュにオーダー。料金は、4時間までがレンタル費1,000円とデポジット3,000円の合計4,000円。4時間以上は合計4,500円。コンシェルジュは、ユーザーの要望や身長などのヒアリングを受け適切な自転車や、要望にあったサイクリングコースを勧めてくれる。
今回、特に念を押して忠告してくれたのが、路面の状況だ。この日は雨が降ったり止んだり。ロードバイクは溝のない細いタイヤを履いているため、マンホールなどの鋼鉄製の上を走るとすぐにスリップするということで、くれぐれも乗り上げないようにと注意を促された。ちなみに雨の具合によっては、貸し出し中止となる場合があるので、訪問時の天気予報のチェックも忘れずに。
男目線だと気づかない細やかなサービスも用意されている。ハンドバッグ等で来店する女性ユーザーのために、メッセンジャーバッグの貸し出しも行なっている。お財布などの貴重品をこうしたバッグにサッと入れて、自転車に乗れるのもうれしい。
そしてもうひとつうれしいのは、高額なロードバイクに気軽にトライできる点だ。自転車ショップなどで試乗するとなると、どうしても売る側のセールストークが入ってしまったりして、こちらもどこか遠慮がちになってしまう。だが、こちらのカフェではそんな心配は無用。どんどん借りて試してみたいところだ。