タカラトミーでは世界最小級「マイクロペット-i」に注目

2007年にタカラトミーから発売、世界最小の二足歩行ロボットとして「ギネス世界記録」にも掲載され話題となった「Omnibot17μ i-SOBOT」。次世代モデルというかセカンドモデルを開発中、という噂も聞いており、情報公開に期待したのだが残念ながら今回のショーには出展されていなかった。

また、今年2月に発売された「ROBO-Q」は「2009 日本おもちゃ大賞」の「イノベーション・トイ部門 優秀賞」をめでたく受賞、ブースもあったが、新製品としては6月から発売中のトランスフォーマー版2種のみで、内部から新設計の新製品はナシ。「チョロQ」の方は大々的に展開されていただけに、筆者としてはこれまた少々残念であった。

2009年2月発売の「ROBO-Q RQ-01 フューチャーホワイト」は「2009 日本おもちゃ大賞 イノベーション・トイ部門 優秀賞」を受賞

発売中の「ROBO-Q」トランスフォーマームービー版、バンブルビー(左)とオプティマスプライム(右)の2種(各4,200円)

とは言え、注目すべき新製品として「マイクロペット-i」が展示されていた。「マイクロペット」は、「i-SOBOT」開発グループのリーダー渡辺公貴氏が開発し2002年に発売、やはり当時のギネス記録にも認定された世界最小ペットロボットで、全世界で約1,000万個を売り上げたヒット商品だ。

「マイクロペット-i」はその進化型で、手のひらサイズ、手ごろな価格ながら、赤外線センサと振動センサを搭載し、インタラクティブな遊びが楽しめる。近くで指をトントンと叩くことで、5つのモードを切り替え可能。自分の前の障害物を避けて歩く「お散歩モード」、ボールや指を追いかける「お遊びモード」、歌をうたう「お歌モード」、2匹が向き合って通信し、仲良く歌を歌う「通信モード」、勝手に動き回る「自動アクションモード」がある。9種類のラインナップで7月に入って新発売。年末に向けて、来年の干支にちなんだ虎バージョンなど、さらに各種のバリエーションが発売される予定だとか。

超小型ペットロボット「マイクロペット-i」ブース

9種のラインナップが各1,680円で発売中

小さなボディに各種センサを搭載

4つのモード+自動アクションモードで楽しめる

タカラトミーのロボットキャラクターと言えば、やはり新作映画「~リベンジ」も公開中の「トランスフォーマー」。自ら動くロボットトイではないものの、東芝とのコラボレーションによる実用PCグッズ「TRANSFORMERS DEVICE LABEL」はかなり物欲をそそられた。

「トランスフォーマー」ブースではバンブルビーの巨大フィギュアが出迎える

「TRANSFORMERS DEVICE LABEL」コーナー

USBメモリ「タイガトロン」「ジャガー」(9月発売予定、各3,990円)

光学式マウス。写真の「グリムロック」の他、色違いの「ダイナザウラー」も発売(11月発売予定、各6,300円)

USBハブ「ブロードキャスト」(11月発売予定、6,825円)