夏を楽しめ! 定番・穴場のイベント&見どころスポット

続いて、横浜、神奈川のイベント情報はスポットとイベントをピックアップ。人気を集めている横浜開港150周年イベントはもちろん、海関連や伝統的な祭りまで、夏休みにもってこいの多彩な見どころがそろっている。

「開国博Y150」 - ヒルサイドエリア

さまざまな催し物ですでに注目されている開国博Y150。7月4日からは、ヒルサイドエリアでもユニークなイベントが始まった。全長約50mの巨大バッタが登場する特別ショー「バッタが巨大だったころ」は、横浜国立大学で活動している劇団唐ゼミ☆や市民メンバーによる一大スペクタクル。その他、セグウェイに乗ってのヒルサイド体験、シャボン玉アートなど、興味深いイベントが開催される。それぞれの詳細はURLで確認可。

会場	ヒルサイドエリア(よこはま動物園ズーラシア隣接地区)
開催期間	開催中～9月27日
開催時間	9時30分～17時30分※8月の毎週土日、9月19日～27日は9時30分～20時30分
入場料金	Webサイト「チケットの買いかた」参照
URL	http://www.yokohama150.org/

横浜・海の公園

横浜市金沢区にある市内で唯一海水浴場のある公園。遠浅なので子ども連れでも安心して遊ぶことができる。バーベキューなどの施設も整っている。8月22日には金沢まつり花火大会も開催される(荒天時翌日順延)。

会場	海の公園
開設期間	開設中～8月31日
開設時間	8時30分～17時 ※施設により16時30分まで
URL	http://www.umino-kouen.net/

あつぎ鮎まつり

大正時代初期、厚木町の料理店が共催で川開きに花火大会を行なったのが起源とされる祭りで、今年で63回目を迎える。前夜祭コンサート、小学生による鮎のつかみどり大会、みこしショーなどが開催されるが、何よりの目玉は10,000発を打ち上げる大花火大会で、全長250mという大規模な"ナイアガラ"は見応えがある。

会場	厚木中央公園、中央通りなど
開催期間	8月7日～8月9日
開催時間	前夜祭コンサート7日18時～21時 / 大花火大会8日19時～20時40分など
URL	http://www.atsugi-kankou.jp/ayu.htm

日本丸 総帆展帆(そうはんてんぱん)

総帆展帆とは、帆船のすべての帆を広げること。商船学校の練習帆船として、約54年間、地球を45.5周する距離を航海した日本丸は現在、みなとみらい21地区のドックに現役当時の形で保存されており、定期的に総帆展帆(一般公開)を行なっている。日本丸の帆は全部で29枚あり、すべて手作業で広げたりたたんだりされる。総帆展帆の際には、約100人のボランティアが作業を行なう。

会場	横浜みなとみらい21地区
実施予定日	7月20日、8月9日、8月30日※その後も予定あり
実施時間	展帆(てんぱん 帆を広げる時間) 10時30分～11時30分 / 畳帆(じょうはん 帆をたたむ時間) 15時～16時
URL	http://www.nippon-maru.or.jp/event/souhan.html

貴船まつり

厳島神社の管絃祭、塩竈みなと祭とともに、日本三大船祭りとされる真鶴町の伝統行事。国指定の重要無形民俗文化財でもある。17世紀には現在のまつりの基本形式が誕生したとされる。漁業、石材採掘業など町の生活を支えていたのは、つねに危険にさらされる産業であったため、安全の祈願、加護への感謝などの気持ちを込めて、貴船まつりは繰り広げられてきた。当日は、華麗に飾られた船の勇姿を見ることができる。

会場	真鶴港(足柄下郡真鶴町)
開催期間	7月27日～28日
開催時間	27日10時～18時、28日8時20分～22時
URL	http://www.town-manazuru.jp/k-mat.html

三渓園 開港150周年記念 夏の古建築全棟一挙公開

生糸貿易によって財産を成した実業家、原三渓によって、1906(明治39)年に公開された三渓園は、広さ17万5,000平方メートルの園内に、重要文化財10棟と市指定有形文化財3棟を有している。古建築は年に何回か公開されるが、今回は開港150周年を記念して、全棟が一挙に公開されるというたいへん貴重なイベント。なお、秋には原三渓の収蔵美術品の特別展も予定されている。

会場	横浜・三渓園
開催期間	8月1日～8月16日
開園時間	9時～17時
入園料金	大人(中学生以上)500円 シニア(65歳以上)300円 こども(小学生)200円
URL	http://www.sankeien.or.jp/event/12-2009.html