はとバスが1998年7月以来11年ぶりとなる新型2階建てバスを3台導入した。はとバスの車両ラインナップに新たに加わったダブルデッカーは、2008年春にデビューした三菱ふそうトラック・バス製「エアロキング・ハイウェイライナー」(型式BKG-MU66JS)。すでにJR四国バスの高速バス路線などに導入の実績を持つ、平成17年(新長期)排出ガス規制適合した2階建てバスだ。車両本体価格は7,700万円といわれている。
エクステリアは、レモンイエローをベースに、"はと"が舞い上がるイメージを新デザインとして採用。インテリアは、はとバス独自のアレンジが施され、1階は乗務員用2席のほか、3列シートの6席と車椅子用の1席が、2階は4列シートの49席が設けられており、乗車定員は58名。定期観光運用の場合、1階席は通常販売されない。
2階部分のシートは2色が設定されている。通路側が青、窓側が赤を基調としたグラデーションデザインで、それぞれに東京の象徴ともいえる皇居の二重橋や、浅草雷門、東京タワーなどが描かれている。
同社によると、この新型2階建てバスは、東京定期観光の「A117・118 東京タワーと浅草・隅田川下り」「A120 東京などころ旅日記」「A124 うわさのTOKYO街めぐり」の3コースに充当される予定だ。>>続きを読む……