続いては誰もが気になるベンチマークテストだが、今回は「PCMark05」と「3DMark06」の2種類で測定を行った。まず、PCMark05でひときわ目を惹くのが、最新SSDの実力を如実に表わしている「HDD」項目の27660という圧倒的な数値だ。dynabook SS RX2/T9Jが手元にないので直接比較はできないが、この数値はいままでノートPCに搭載されてきたSSDの中でも間違いなくトップクラスだろう。チップセット内蔵グラフィックスのため「Graphics」項目こそ1551と低めだが、全体的にモバイルPCとして十分なスコアを記録している。
■PCMark05 | ||||
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PCMark Score | CPU Score | Memory Score | Graphic Score | HDD Score |
4825 | 3965 | 3589 | 1551 | 27660 |
一方の3DMark06に関しては、やはりチップセット内蔵グラフィックスが影響して伸び悩む結果となったが、それでも一般的な作業であれば全く問題ないレベルだ。
■3DMark06 | |||
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3DMark Score | SM2.0 Score | HDR/SM3.0 Score | CPU Score |
604 | 175 | 248 | 1216 |
フルパワーモードでFFBench(Low)をループさせたバッテリ持続時間は2時間33分48秒となった。標準バッテリで約12時間駆動が可能なモデルとしては短めに感じるかもしれないが、日頃からバッテリ残量を気にして使っているモバイルユーザーであれば、フルパワーで使い続ける機会も少ないだろう。むしろ逆に、フルパワーでも2時間半は耐えられるという安心感は嬉しい限りだ。