Rowsプロパティ

行を指定するプロパティです。

(1)一つの行を指定

以下は2行目全体を指定します。

[リスト7]rows_01サブルーチン(セル操作編例題.xlsm)

Sub rows_01()
    Sheets("Sheet1").Select
    Rows(2).Select
End Sub

図4:一つの行を指定

(2)ある範囲を指定

以下は1~3行目までを範囲指定します。

[リスト8]rows_02サブルーチン(セル操作編例題.xlsm)

Sub rows_02()
    Sheets("Sheet1").Select
    Rows("1:3").Select
End Sub

図5:行の範囲指定

Columnsプロパティ

列を指定するプロパティです。

(1)一つの列を指定

以下はC列全体を指定します。

[リスト9]columns_01サブルーチン(セル操作編例題.xlsm)

Sub columns_01()
    Sheets("Sheet1").Select
    Columns("C").Select
End Sub

図6:一つの列を指定

(2)ある範囲を指定

以下はA列からC列までを範囲指定します。

[リスト10]columns_02サブルーチン(セル操作編例題.xlsm)

Sub columns_02()
    Sheets("Sheet1").Select
    Columns("A:C").Select
End Sub

図7:列の範囲指定

このように、セルの指定にはいろいろな方法があります。処理の内容によって、適切なプロパティを使い分けるようにしてください。