ここ数年変化し続けているマカオの島側コタイ地区に、6月1日、また新たなスポットが誕生した。その名も「シティ・オブ・ドリームズ」。2007年8月にオープンし、大きな話題となった「ヴェネチアン・マカオ・リゾート」と通りを挟んで隣接するこの新スポットは、「次世代の都市型総合エンターテインメント・リゾート」であり、新しいマカオの魅力を提供していくという。今回はグランドオープンの記者会見とイベントの模様をレポートする。
シティ・オブ・ドリームズの全体像は?
シティ・オブ・ドリームズは約39万平方メートルの広大な敷地に、カジノ、ホテル、レストラン、ブランドショップなどが一体となったリゾート。カジノには、マカオならではの「大小」やルーレット、バカラなど約520のゲーム台と1,350のゲーム機(スロットマシーンなど)が用意され、24時間さまざまなゲームが楽しめる。
ホテルは、クラウン・タワーズ、ハードロック・ホテルと今年秋にオープンするグランドハイアットマカオの3つ、客室数は合計すると約2,200室になるという。20以上あるレストランはカジュアルなフードコート、カフェ、ヌードル・バーから高級中華料理店まで多彩なラインナップ。約7,900平方メートルの広さを誇るショッピングストリート「ザ・ブルバード」には、世界各国の有名ブランドが60あまり並ぶ。このほか、マルチメディアショーが楽しめるドーム型シアター「ザ・バブル」があり、今後も新しいエンターテインメント・ショーが上演開始される予定だ。