■『アスラクライン』vs『夏のあらし!』
4月より放送開始となった『アスラクライン』と『夏のあらし!』。今回のステージでは「vs」の文字からもわかるとおり、対決形式で行われた。ステージに登場したキャスト陣は、『アスラクライン』チームが、夏目智春役の入野自由、水無神操緒役の戸松遥、嵩月奏役の野中藍の3人、『夏のあらし!』チームが、嵐山小夜子役の白石涼子、八坂一役の三瓶由布子、上賀茂潤役の小見川千明の3人。対決はクイズ形式で行われたが、勝利チームには「番組の宣伝タイム」に加え、副賞として「豪華打ち入りお食事券」が用意されているとあって、両チームはやる気満々の様子だが、それ以上にangelaや堀江由衣といったステージ裏からのプレッシャーも多数。そんな中、『アスラクライン』チームとして登場しながらも、『夏のあらし!』にも出演している野中藍の動向に大きな注目が集まった……。
クイズの問題は、互いの番組について。「番組のキャッチフレーズ」や「作中のセリフ」の穴埋め問題や、3人で答えをそろえる連想ゲームに、出演者たちは四苦八苦。とはいえ、賞品がかかっているだけに、ボケを交えつつの真剣な勝負が繰り広げられた。そんな熱戦の中、会場中の注目を集めたのが『夏のあらし!』チームの小見川千明。予想の斜め上をいく回答の連続に場内は爆笑の渦となり、「最終兵器」の称号を不動のものとした……。
勝負の結果は同点となったが、野中藍が両作品に出演しているということで、軍配は『夏のあらし!』チームのものに。気になる打ち入りについては、「合同でやればいいじゃないですか」(野中)とのコメントも飛び出したが、はたして……。
■『かなめも』
作品コーナーの最後は、2009年7月放送予定のTVアニメ『かなめも』。イベントにおいてキャスティングが発表され、その中から主人公・中町かな役の豊崎愛生、東ひなた役の喜多村英梨、西田はるか役の堀江由衣、久地院美華役の釘宮理恵が登場した。喜多村、堀江、釘宮は、期せずして『とらドラ!』に続いての出場となった。
■TVアニメ『かなめも』おもなキャスト
中町かな / 豊崎愛生◆天野咲妃 / 水原薫◆北岡ゆめ / 広橋涼◆南ゆうき / 遠藤綾◆東ひなた / 喜多村英梨◆西田はるか / 堀江由衣◆久地院美華 / 釘宮理恵
イベントの段階では、まだアフレコもスタートしていなかった『かなめも』だが、キャスト陣からは、自らが演じるキャラクターや作品に対する意気込みなどが語られた。
豊崎「中町かなちゃんという女の子は、祖母をなくして、新聞の専売所でアルバイトをしつつ、住み込みで働くことになる女の子です。とっても原作がかわいくて魅力的なので、かわいく演じられるように頑張ります」
喜多村「自分が演じるのは、『三度のメシよりお金が大好き』という、……堀江さんじゃないですよ(笑)、かなり見た目もボーイッシュで面白い、ムードーメーカー的な存在になるのではないかと思っています。あと、ボクっ娘です」
堀江「作品の世界観はほんわかしているのですが、キャラクターたちにちょっとどぎつい部分があり、そこがいいスパイスになっていて、本当に面白そうな作品だと思っているので、今から楽しみです」
ちなみに堀江が演じる西田はるかは、「飲んだくれで7歳から15歳の女の子が大好き」という設定だが、それについて堀江が「私は12、3から25歳が大好きです」と答えると、司会の三重野から「ほっちゃん大丈夫?」という心配のコメントが……。
釘宮「元お嬢さんで、みんなとはライバルにあたる新聞専売所に勤めています」
と語る釘宮に、吉田アナが堀江からの流れを受けて「どのくらいの年齢層の女子が好きとかはないんですか?」と問うと、「女子は優しければ……」と答える釘宮。「お金には?」との問いには、「お金は……、私はそこそこ好きですけど(笑)」。
TVアニメ『かなめも』は2009年7月よりテレビ東京系列にて放送開始。