キャスト陣からのメッセージを紹介

イベント終了後、出演者たちからイベントの感想などが聞けたので、あわせて紹介しておこう。

――本日のイベントの感想をお願いします

白石「倍率がすごく高く、しかも朝早くという厳しい条件の中、たくさんのファンの方が集まってくれて、非常にうれしいと思いましたし、ハルヒという作品がみんなに愛されているということをあらためて実感できた一日でした」
杉田「『涼宮ハルヒの憂鬱』としてのイベントがとても久しぶりでしたので、どのような内容になるか、多少の不安はありましたが、はじまってみるとお客さんの熱気がすごく、そして、ちょうど新エピソードがオンエアされたタイミングでのイベントでしたので、皆さんが楽しんでいただければそれが何よりだと思います」
平野「ハルヒのイベントは久しぶりだったのですごく楽しみにしていました。時間はあまり長くなかったのですが、内容のぎっしり詰まった楽しい、そしてこれからの展開も期待できるイベントになったのではないかと思います」
後藤「ハルヒをずっと観てきて、ハルヒのゲームも遊び倒してくれた方が会場に来てくれていたので、どんなネタを投げても、ハルヒに関連していれば拾ってくれるみたいな、関連していないネタもたくさんありましたが(笑)、ハルヒのことなら何でも大丈夫といった雰囲気でイベントをさせてもらった感じです。非常に楽しかったです」
小野「極上の閉鎖空間でしたね(笑)。イベントを久しぶりにやらせてもらって、やはりこの面子は楽しいなと思いました。今回、ゲームセンターというとても特殊な場所でやらせてもらったのですが、これからもいろいろなところでイベントができればいいですね。何より僕らが楽しめたイベントだったと思います」
松岡「いつも演じる側としては、投げかけるばっかりで、皆さんの反応を見たり、感じたりすることはなかなかできないのですが、こうやって、ゲームをいっぱい楽しんでいただいた熱いファンの皆さんの反応を見れて、また一段と頑張れるというやる気に繋がりました。元気をたくさんもらいました」

――三作品の中で特にオススメのタイトルはどれですか?

白石「『涼宮ハルヒの激動』を家でプレイした際、あまりの難しさに、ちょっと本気でコントローラを投げかけまして(笑)、一回は思い止まったのですが、結局コントローラを投げて、壊してしまうという悲惨な事態になり、楽しい思い出のはずが悲しい思い出になっちゃったっていうことがありました」
杉田「三作品、三者三様、それぞれに魅力が込められています。『激動』『直列』『並列』……。この勢いでいくと、もう2本ぐらい追加しても大丈夫なような気がしますが、そこは僕のノドとスケジュールを確認してください。『激烈』とか『爆裂』を作るときは、またよろしくお願いします」
平野「私は、『涼宮ハルヒの激動』でCMをやらせていただいたので、それがすごく印象に残っています。実際に声が入った状態の、完成品に近いものをプレイしながらCMを撮らせていただいたのですが、自分がミスをすると、自分で演じたハルヒに『何やってのよー』って怒られるのが、すごくグサッときました(笑)。アフレコもCMも、収録がすごく楽しかったのが印象に残っています」
後藤「ハルヒの世界観の中で、普段のハルヒと全然違うことをやっているという意味では、『並列』の船上パーティーで、謎を解き明かしていくというのが面白かったですね。みくるは基本的にあまり役に立たない立ち位置で、『並列』でも戦力外ではあるのですが(笑)、最後まで飽きずに楽しませてくれたゲームだと思っています」
小野「僕はもちろん『直列』ですよ。僕は『直列』が大好きです。なぜならDSだからだよ(笑)。DSというプラットホームは全年齢向けだと思うんですよ。だから、ハルヒという作品自体を、いろいろな年齢層にアピールできるタイトルになると思っています」
松岡「内容的に思い出深いのは今日イベントでも演じた『並列』の「婿探し」ですね。でも、私個人としましては、『直列』の最初のおどろおどろしさがすごく好きです。3作品とも良い作品なので、これから4作目、5作目も楽しみにしていただきたいと思います(笑)」

――今後やってみたいゲームのジャンルはありますか?

後藤「はい! 格闘。ちょうどステージ裏で話していたんですよ(笑)。せっかくセガさんだし、『バーチャファイター』みたいなものを、ハルヒのキャラでやってくれないかなって」
杉田「みくるのモーションは基本的にサラ・ブライアントで」
後藤「そう、サラでお願いします。サマーソルトを連続で決めたいって、さんざん楽屋裏で話してました(笑)」
杉田「キョンは影丸で」
後藤「意外と長門は、ウルフとかの肉体系で」
杉田「ジャイアントスイングを決める」
後藤「そうそうそう」
小野「それ、おかしいから(笑)」
後藤「みのりん(長門役の茅原実里)がいないところでさんざんいってる(笑)」
杉田「ハルヒは鉄山靠で……」
松岡「みくるのおっぱいを固くしたいとかいってたね(笑)」
後藤「どうせだったらサラくらいの」
白石「デュラルみたいな感じに、みくるを(笑)」
小野「みんな『バーチャファイター』が大好きなんですよ」
後藤「そうなんです、すいません」
白石「それに関して賛同していない人がここに2人ほどいますが(笑)」
平野「でも、格闘系はやりたいですね」
松岡「今、やりこぼしているジャンルはそこの気がするね」
杉田「『ゾンビ・リベンジ』みたいなアクションゲームもいいですね」
白石「アクションゲームもいいね」
小野「それこそ、アーケードゲームになったらいいんじゃないですか。ガン・シューティングとかね。誰が誰を撃つのか?(笑)」
松岡「一つのフロアがほしくない? ハルヒの部屋みたいに。そこに入ったら私たちの声が聞こえてきて、どんどん歩いていくみたいな」
白石「そういうアトラクションね」
小野「いいかも」
杉田「いいですね」

はたして、「涼宮ハルヒ」から次に登場するゲームはどんなジャンルになるのか? そのあたりにも期待しつつ、今回の三作品のトリを飾るDS『涼宮ハルヒの直列』が5月28日にリリースされるので、まずはそちらを楽しんでみたい。

5月28日にリリースされるDS『涼宮ハルヒの直列』。左が「超SOS団団員コレクション」で右が「通常版」



ゲームタイトル 涼宮ハルヒの激動
対応機種 Wii
ジャンル 非日常系学園振り付けアクション
発売日 2009年1月22日 (発売中)
価格 9,240円 (超DXパック)
7,140円 (通常版)
CEROレーティング B (12才以上対象)


ゲームタイトル 涼宮ハルヒの並列
対応機種 Wii
ジャンル 非日常並列アドベンチャー
発売日 2009年3月26日 (発売中)
価格 12,075円 (超SOS団ヒロインコレクション)
7,140円 (通常版)
CEROレーティング A (全年齢対象)


ゲームタイトル 涼宮ハルヒの直列
対応機種 ニンテンドーDS
ジャンル 非日常直列アドベンチャー
発売予定日 2009年5月28日
価格 8,190円 (超SOS団団員コレクション)
5,040円 (通常版)
CEROレーティング A (全年齢対象)


(C) 角川書店 (C) 2006 谷川流・いとうのいぢ/SOS団
(C) 2006 谷川流・いとうのいぢ/SOS団 (C) SEGA