今回発表された「Dell Latitude 2100」は、デル初となる公共機関・法人向けのNetbookだ。CPUはIntel Atom N270(1.6GHz)で、ディスプレイは1,024×526ドット表示の10.1インチワイド液晶を搭載している。外装部分には、子供でも持ちやすく耐久性に優れたラバー加工を採用。また、3時間駆動の3セルバッテリに加えてBTOメニューで長時間の授業に対応する6セルバッテリ(6時間駆動)が用意されていたり、キーボード操作が困難な低年齢層も使えるようタッチスクリーン液晶が選択できるなど、学生利用に適した数々の工夫が盛り込まれている。

デルで初となる公共機関・法人向けNetbook「Dell Latitude 2100」

本体サイズはW265×D187×H22.5~39.9mm、3セルバッテリ搭載時の最小重量は1.32kg。OSはWindows XP Home Edition SP3(日本語版/英語版)とWindows Vista Home Basic SP1(日本語版/英語版)を選べるが、エデュケーションの一部ユーザー限定でWindows XP Professionalも販売されるという。

その他の主なスペックはメモリが1GB(Vista選択時のみ最大2GB)で、ストレージは80/160/250GBのHDDもしくは16GBのSSD、無線LAN機能については802.11b/g、802.11a/b/g、802.11a/b/g/nから選択できる。標準で1000BASE-T対応有線LANに対応するほか、WebカメラやBluetooth機能も追加可能だ。インタフェースに関してはUSB 2.0×3、VGAポート、ヘッドフォン/スピーカー出力、マイク入力、3-in-1カードリーダーを装備する。

左側面にはUSB 2.0、VGAポート、ヘッドフォン/スピーカー出力、マイク入力を搭載

右側面にはUSB 2.0×2、LAN、電源入力を搭載

底面

左にあるのが「Dell Latitude 2100」用ACアダプタ

なお、ワールドワイドでのカラーバリエーションは5種類だが、日本市場向けではチョークボードブラック、スクールハウスレッド、ブルーリボンの3色展開となっている。最小構成価格は56,385円から。

持ちやすく耐久性に優れたラバー加工のボディー。カラーは「スクールハウスレッド」

こちらの本体カラーは「ブルーリボン」。日本市場向けではこのほか「チョークボードブラック」を含む3色展開となる