"朝マック"という言葉を定着させた「マクドナルド」
「マクドナルド」のモーニングメニューは1985年に始まった。当時は急いで朝食を取れる店といえば立ち食いそば屋か丼もの屋程度。マクドナルドの朝食メニューは、「女性や若い人も外でカッコよく朝食をとろう」という提案だったとのこと。「このメニューは朝しかない」という限定感もあって、"朝マック"はすっかり定着。ライバルのファストフードショップにも影響を与えたといえよう。
そんなマクドナルドの朝メニューは、定番の「マフィン」系が5品。2年前に登場した「マックグリドル」系が3品。レギュラーメニューから「フィレオフィッシュ」。そして3月に新登場した「マックホットドッグ クラシック」(商品詳細はこちら)。さらに「ホットケーキ」もあり、合わせて11品の中から選べる。今なら期間限定の「マックホットドッグ メガソーセージ」(商品詳細はこちら)があるので12品。「誰も知らない朝ゴハン、はじまる」というキャッチコピーで登場した「マックグリドル」は、すっかり朝食メニューとして定着した様子だ。なお、マクドナルドは地域によって価格が異なる。以下は東京の店舗の価格である。
マクドナルドは「メガマック」以来、「クォーターパウンダー」などのビッグサイズメニューを積極的に展開している。朝食メニューもその例外ではなく、「メガマフィン」のボリューム感が嬉しい。ポークパティ2枚にベーコン、チーズ、タマゴで大満足。「マックホットドッグ メガソーセージ」のソーセージもジューシーで肉好きに嬉しい。期間限定といわず、どうか通年販売してください!
サイドメニューも大充実の「ウェンディーズ」
オージービーフを使った大きなビーフパティが嬉しい「ウェンディーズ」。ところがモーニングメニューを見るとびっくり。ミートパティのないヘルシーなラインアップだ。その理由を聞くと「通勤や通学途中の忙しい方にもご利用いただけるよう、早くご提供できるメニューを開発しています」とのこと。なるほど、だからウェンディーズの朝メニューは店舗限定で平日のみ、10:00までの販売となっている。ヘルシーなだけではなく、注文してから受け取るまでのスピードも重視しているようだ。
※以上すべて単品の価格あっさり系が好みなら「B.L.T.マフィン」、がっつりと行きたいなら「ベーコンポテトマフィン」がオススメ。「食欲ないけど、甘いものなら……」という人にはドーナツが嬉しい。それぞれのメニューは、「ハッシュポテトセット」「サラダセット」「ドリンク」と組み合わせて注文できる。セットのドリンクはプラス50円でスープに変更できるとのこと。このほか、サイドメニューの「チキンナゲット」「サイドサラダ」「チリ」や、デザート系「フロート」5種類、「バニラソフト」「チョコソフト」「コーヒーゼリー」もスタンバイ。どれにしようかと悩んでしまうほどのラインナップだ。
早起きしてでも朝メニューを食べたい!
筆者にとってハンバーガーショップといえば、肉の味を楽しむところ。ところが朝食メニューを調べると、ヘルシーなアイテムがたくさんある。各社の朝食メニューに共通していることは、手軽さとスピード、そして野菜を多めに使ったメニューを用意していることだ。他の時間帯とはひと味違う朝のファストフードショップ。いつもより早起きして食べに行く価値がある。
朝食メニューでは触れなかったが、各社共にコーヒーにこだわっている点を最後に付け加えておきたい。ファストフード店は、個人系の喫茶店が開いていない早朝から営業しているケースも多く、「朝イチで仕事仲間とパワーブレックファースト」なんていうのがこれからのトレンドになるかも!?