Windows 7 RC版を新規導入する

前回に引き続いて、Windows 7 RC版の導入に取りかかりましょう。Windows 7 RC版は機能の改良や追加フェーズを終え、検証段階に入っています。それでもバグが潜んでいる可能性は大きいため、既存のソフトウェアやデバイスが正しく動作しないケースや、ファイルを破損させてしまう可能性はぬぐいきれません。あくまでも自己責任においてお試しください。

マイクロソフトのWindows 7のWebサイトには、日本語のインストールガイドが掲載されており、インストール作業の前に必要な情報やOSごとのバックアップの方法などが丁寧に解説されているので、是非参照されたい。

今回は新規導入を前提としているため、特に問題となる箇所はありません。また、Windows 7 RC版の導入手順も、基本的にWindows Vistaと同じく半自動的に進みます。正直なところ、画面と簡単な説明を追いかけて頂ければ、多くの方は問題なく導入できるはずでしょう(図01~19)。

図01 あらかじめOSが入っている場合、DVD-Rから起動するか確認をうながされますので、任意のキーを押してDVD-Rからの起動を実行します

図02 Windows Vistaと同じく、言語やキーボードの種類を選択します。日本語のまま使用する場合は、初期状態のまま<次へ>ボタンをクリックします

図03 Windows 7ベータ版のインストーラーが起動したら、「今すぐインストールする」をクリックします

図04 Windows 7ベータ版のライセンス条項が表示されますので、内容を確認し、同意できるようであれば、<同意します>をクリックしてチェックを入れてから<次へ>ボタンをクリックします

図05 インストールの種類をうながされますが、今回は新規導入を行なうため、「カスタム」をクリックして次に進みます

図06 コンピュータに接続されているHDDが列挙されますので、番号の若いドライブを選択して<次へ>ボタンをクリックしてください。これで自動的に領域確保やフォーマットが行なわれます

図07 手動でパーティションの切り分けを行なう場合は、図06の画面にある<ドライブオプション>→<新規>とボタンをクリックし、パーティションサイズを入力して<適用>ボタンをクリックします。この手順でお好みの設定を行なってください