会場内では、同社の広報担当の岩崎晋也氏によるプレゼンテーション・ステージも催され、好評を博していた。同社製マザーボード/グラフィックスカードが備える独自機能の解説、それら独自機能を使ったオーバークロックの実演ハウツーなどが実施されている。

岩崎氏によるプレゼンテーション・ステージ。独自機能の使い方など、かなり役に立つ実践的な内容

独自の省電力機能である「EPU-6 Engine」の使い方。同社マザーボードの省電力性をフルに発揮させたいなら是非使ってみたい機能。未使用のユーザーであれば、これによって更なる省電力化の余地がある

独自オーバークロック機能「Turbo V」によるオーバークロック実演。Windows上から簡単にオーバークロックにチャレンジできる

「Turbo Key」はオーバークロックの設定をワンタッチで切り替えられる独自機能。「Turbo V」と組み合わせて使うと非常に便利

「Turbo」機能によるオーバークロックは初心者の入門用にもオススメ。興味があれば、BIOSでの高度なオーバークロックへのステップとして最適だそうだ

オーバークロックに関連した話題として、現在CPUオーバークロックの世界記録を保持しているという同社製マザーボードの実物も展示されていた。記録は驚愕の8,220MHz

岩崎氏のプレゼンでは他にも、同社製マザーボードを購入する際に役立つ、ユーザーにとっての最適なマザーボードの選び方や、同社製マザーボードのモデル名のネーミングルールの法則なども紹介されている。

ASUS製マザーボードの選び方。画像のR.O.Gシリーズはプロ仕様のウルトラハイエンド。頂点を目指したいならこのシリーズだ

通常ラインナップの各モデルの位置付け。ワークステーション向けなど特殊なものもあるが、とりあえずコレだけ覚えておけば店頭でも迷わないだろう

ちなみに、マザーボードのネーミングルールについては近日中に変更が施される予定があるとのこと。今後は、例えば「P7Pxx Deluxe」など、対応CPU(P7)+チップセット名(Pxx)、グレード(Deluxe)といったように、製品のモデル名だけ見ればすぐにどのチップセットなのかがわかるネーミングルールなるそうだ。もし、仮にP55というチップセットが登場したとすれば、P7P55 Deluxeといったモデル名になるということだろう。