春爛漫なCPUクーラー、でも5月

Thermaltakeからは、CPUクーラーの新製品が一挙に4モデル登場している。新開発の「さくらファン」を搭載した「桜扇」シリーズ。桜の花びらのような形状のブレードにより、静音性が向上しているという。

Thermaltakeの「桜扇」シリーズ。1カ月前なら時期的にもちょうど良かったかも…

これが新開発の「さくらファン」。どうせならピンク色だともっと良かったかも…

スペックや価格は以下にまとめた通り。9cmファン/12cmファン、トップフロー型/サイドフロー型の組み合わせで、「ISGC100」「ISGC200」「ISGC300」「ISGC400」の4種類が用意されている。CPU/マザーボード/ケースなどにあわせて選びたい。

■各モデルの主要スペック
モデル ISGC100 ISGC200 ISGC300 ISGC400
タイプ トップフロー サイドフロー サイドフロー トップフロー
ファン径 9cm 9cm 12cm 12cm
ファン回転数 600~1,600rpm 600~1,600rpm 800~1,300rpm 800~1,300rpm
ノイズレベル 17dBA 17dBA 16dBA 16dBA
ヒートパイプ 6mm×3本 6mm×3本 6mm×4本 6mm×6本
重量 335g 475g 697g 615g
価格 4,000円前後 5,000円前後 5,500円前後 6,000円前後

ISGC100は一般的なトップフロータイプ

ISGC200はファンの両側を挟むタイプ

ISGC300は12cmファンのサイドフロー型

ISGC400はヒートパイプが6本と多い

大型CPUクーラー「ZIPANG」に2代目

サイズからは、大口径の14cmファンを搭載する「ZIPANG 2」が新発売。高さが106mmと、従来モデルより6mmほど低くなっており、ケースに搭載しやすくなったほか、フィンが6つのブロックに分割されるなどの改良も施されている。ファン回転数は1,000rpm、ノイズレベルは22.74dBA。LGA1366にも対応した。価格は4,500円前後。

14cmファン「風丸」を搭載する「ZIPANG 2」

フィンが6つのブロックに分けられている