Radeon HD 4890に関しては、従来の4800シリーズGPUとのスペック比較表を出し、ただクロックを引き上げたものではないことを紹介。Radeon HD 4770に関しては、パフォーマンスをアピールした上でRadeon HD 4830を置き換える製品であると説明した。
GPUのデモンストレーションではOpen CLの最新デモ2つが紹介された。ひとつは物体の破壊をシミュレーションする「Havok Destruction」、もうひとつはクロスシミュレーションを行う「Havok Cloth」。Havok Destructionに関してはCPUを用いた演算、Havok ClothはCPUまたはGPUで演算可能であり、CPUとGPUを瞬時に切り替えるなど、CPUとGPUの違いを気にせず利用できるOpen CLの特徴を紹介した。「ゲームなどではGPUの負荷が高く、むしろCPUの方が負荷が低い場合もある。そのような時はCPUで物理演算を行った方が良いのではないか」とのこと。