今日、多くのブログやニュースサイトでは、RSSやAtomなどのフィードを提供している。そのため、RSSリーダーで情報をこまめにチェックしている人も多いだろう。しかし、デスクトップアプリケーション型のRSSリーダーの場合、起動したり情報をチェックするのが手軽な反面、実際のWebページを開くにはブラウザを立ち上げなければならないというデメリットがある。

「RSS Bandit」

一方、WebアプリケーションのRSSリーダーの場合、Webページを確認するのは簡単だが、使用するにはログインする必要があり面倒かもしれない。そんな問題を解決してくれるのが、オープンソースで開発、提供されている「RSS Bandit」である。「RSS Bandit」はデスクトップアプリケーション型のRSSリーダーだが、Webブラウザを内蔵していて、その場でWebページを開いて確認することが可能だ。また、ウィンドウを最小化するとシステムトレイに収納されるため、常駐させていてもタスクバーで邪魔になることがない。

注意:本稿では、ソフトウェアのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。

RSS Banditをインストール

はじめに、「RSS Bandit」の実行には「.NET Framework 3.5」以上が必要となるので、インストールしていない場合は、MicrosoftのWebサイトより入手しておこう(図1)。

図1 インストールしていない場合は「.NET Framework 3.5」を入手する

それでは、「RSS Bandit」をインストールしよう。「SourceForge.net」のWebサイトにおいて、「rssbandit」の右側にある「Download」をクリックする(図2)。

図2 「rssbandit」の右側にある「Download」をクリックする

次に表示されるページでは、「RssBandit1.8.0.870_installer.zip」をクリックしよう(図3)。

図3 「RssBandit1.8.0.870_installer.zip」をクリックし、圧縮ファイルをダウンロードして解凍する

デスクトップ等の適当な保存先を指定して圧縮ファイルをダウンロードしたら、「Lhaca」等の解凍ソフトで解凍を行う。次に、解凍したフォルダ「RssBandit1.8.0.870_installer」内にある「setup.exe」というファイルをダブルクリックして実行する(図4)。

図4 解凍したフォルダ内の「setup.exe」というファイルをダブルクリックしよう

ここで、セキュリティの警告が表示されたら、[実行]ボタンをクリックしよう(図5)。

図5 セキュリティの警告が表示されたら[実行]ボタンをクリックする

「RSS Bandit」のセットアップウィザードが表示される(図6)。

図6 「RSS Bandit」のセットアップウィザードが表示される。[Next]ボタンをクリックしよう

[Next]ボタンをクリックしよう。次にインストール先の設定画面が表示されるので、インストール先に問題なければ、[Next]ボタンをクリックしよう(図7)。

図7 インストール先を確認して、[Next]ボタンをクリックする

続いて表示される画面で[Next]ボタンをクリックすると、インストールが開始する(図8)。

図8 [Next]ボタンをクリックしてインストールを開始する

インストールが完了し、図9のような画面が表示されるので、[Close]ボタンをクリックしてウィザードを閉じる。

図9 [Close]ボタンをクリックし、インストールを完了しよう